第234回:蝉も焦る

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休みとは言い難い夏休みを終えて、今日22日からいよいよ新学期が始まった。

今期は月曜1限に必修が入った。2か月近く、9時ごろ目覚めてノロノロとご飯食べてジムに行く生活をしていた僕にはキツい朝である。日本から出なくたって、ちょっと生活が変われば頭の中は時差ボケだ。そんなボンヤリした意識を持ちこんで、今3限までの空き時間を図書館でパソコンと向き合っている。SFCってとにかく田舎だから、ふと外を見れば森が広がる。今日は文句なしの晴れ。緑が冴えている。もう暑くはない。湿気もない。前期の終わり、同じように外を眺めた時に感じた、ワクワクするような夏の予感もない。ただ、これから始まる新しい授業・課題・試験に追われた生活への恐怖と不安で胸がいっぱいだ。

アメリカから帰って2週間が経つ。なんだかもう遥か昔のことのようだ。そもそも地球の裏側にいたことをイメージするのが難しい。足元深~い所を逆さまに歩いていたなんて・・・地平説でも唱え出したい気分。

向こうでウエイト・トレーニングが全く出来なかった分、帰ってきてからはかなり重く筋トレを入れている。そのお陰で身体のあちこちがギシギシと痛む。何て言ったってこの9月から11月までの3カ月弱はいくつもの大事な試合がある。練習不足で鈍っているなんて言い訳は通用しないから、少しでも早く身体を戻して、更に進化させていかないといけないのだ。目の前の試合一つずつ、目標に届くよう、また頑張らんと。

更新:2014-09-24
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳