第259回:3度目の平和カップ

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 先週日曜日29日、広島で開催された平和カップに出場した。この大会名は、おそらく広島の歴史から来ているんだろうけど、戦い自体はなかなかの強豪が全国から集ってきていて、お世辞にも平和とは言い難いものである。僕自身は2年前に慶應チームで参加して以来、何だかんだ言って3年連続の参戦。去年はパーク24としてのデビュー戦で、優勝を経験させてもらった。
 5人制の無差別団体戦で、全大会を通じて2人の補欠とスターティングメンバーの誰かをそれぞれ一度だけ交代させることが出来るという大会規定。今回、僕らが出た男子一部は全25チームの参加で、3チーム(一つだけ4チーム)からなる予選リーグが8個、これに勝った8チームが、決勝トーナメントで順位を決するという流れである。前年チャンピオンの我々は、位置的には第一シードに配置されてはいるんだけど、何故か唯一の4チームリーグ。しかも決勝トーナメント一回戦で全日本実業団チャンピオンの旭化成と当たる組み合わせ(旭化成は前年大会を欠場しているためノーシード)。要は一番難しい位置に組み込まれたわけで、どうやら関西勢の目の敵にされてしまったようだ。

 結果、決勝トーナメント一回戦で旭化成に、4引き分けの1-0で負けてベスト8。今から見返してみても、ほとんど差はなかったと思うし、あと少しでどうにかなった展開だけになかなか悔しい思い出になった。ちなみに、個人的には3勝1分。対旭化成戦で長年の宿敵に引き分けてしまった。試合時間3分(準決勝以降は4分になる、というこれも規定)でポイントを取るのは確かに難しい場面ではあったけれど、結果から考えるともっと勝負するべきだったのかもしれない。
 次の試合はもう2週間後、東京実業団。参加チームの少ない小さな大会ではあるけれど、しっかりと仕事を出来るように準備していきたい。

更新:2015-03-30
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳