第26回:7-11で夢を見て三冠を逃す

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 今、セブンイレブンで何百円か“お買い上げ”ごとにくじを引いてちょっとした商品をくれるキャンペーンをやっている。そのくじBOXには「酒類」と「一般商品」があって、僕はもちろん一般商品を引いた。そこで出てきたのは、「二日酔用ドリンク」。それってちょっと何だよね。

 最近、試験中で慶應の練習が休みだからちょくちょく母校相模高校に練習に行っている。その空いた時間に後輩の自転車を借りて、つきみ野のワーナーワイカルに行った。宣伝見て、観たかったんですね、「 インセプション 」。筋は書けないけど、要するに他人の夢ん中に入っていって暴れる話で、メチャンコ面白かった。現実と妄想や時間軸が交錯したりして何が現実か幻想かわかんなくなっちゃうような映画が好きなんです。俺の相模高校時代は柔道しかしてなかったから、いつも夢の中でも三部練 ( 朝練+午前練+午後練 ) してボスに怒られてたんだよね。だから俺の夢に入ってきた人はヘトヘトになって心折れそうになって目が覚めるに違いない。レオ様も渡辺謙も、きっとボスには敵うまい。

 SFCは噂通り試験が少ない。俺もインテンシブ、情報基礎 ( 一年生必修。これのタイピングテストと知識試験に合格しないと次に進めない ) を入れて五科目しかない。それでも韓国から ( 心折れて ) 帰ってきて次の日から連日試験で、それが何よりキツかった。インテンシブのテストは授業中の努力が功を成しておそらく完璧に違いない。でも全日本の合宿で中間試験を受けていないからAは来ないかも。むなしいね。次の日に情報基礎試験があって、それに受かった( 我ら超級柔道家の敵、ブラインドタイピングにも、だよ ) のは嬉しかった。でもそのまた次の 「 データ分析 」 試験には “五人抜かれ” た。一つも取れなかった。インテンシブできて、タイピングと情報知識試験受かって、データ分析に負けた。三冠を逃したような感じ。
来週あと二つの試験は気を引き締めて頑張らなくては。

慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳