第27回:オープンキャンパス

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 慶應柔道部は試験中、3.5週間くらいの休みがある。相模高校にいたころとは比べ物にならない。というより相模には試験休みなんてなかった。慶應の他学部の柔道部生には確かに3.5週くらい必要かもしれないけど、SFCは ( 俺は、かもしれないけど ) 試験が少ないから試験休みの後半は久しぶりに遊び暮らした。海にも行った ( 金鷲旗の結果は海で聞いた )。夜遊びもした(?)。相模に練習に行って同期の仲間たちにも会った。高校生選手と一緒に懐かしの階段ダッシュもやった。

 28日遂に慶應の練習が始まった。慶應の道場は蒸し風呂状態。息が詰まる。こういう時に気がつくのは、自分は高校時代、いかに恵まれた環境で柔道をしていたか。夏は冷房、冬は暖房の効く道場 ( 意味ないことに頑張らなくていい )。寮と学校と道場が一つの場所 ( 時間のロス、体力のロスなし )。キツくなったら否応なしに引っ張り上げてくれる総監督が、崩れそうになったら下から押し上げてくれる監督がいて、アホな(?)仲間がいっぱいいた。満点と言いたいところだが、食堂の不味い飯と、野球部贔屓が減点で90点くらいの環境。( そういえば今夏、相模野球部は甲子園行っちゃうのかねー)。在学中は練習がキツくて、上手くいかなくて、嫌いだったり面倒くさかったりしたけど、やっぱ卒業すると、そんなことも考えちゃう。

 明日 ( 30日 ) はSFCのオープンキャンパス。高校3年生の若ぇの ( 合格したら柔道部に入ってくれるであろう受験生たち。彼らを柔道部はサポートする )引き連れて校舎を練り歩く予定。とは言うても俺だってまだ4カ月しか通っていないし、単位もいくつか落としたかもだし、分からないことだらけなんだけどなー。

 8月にあるドイツでの試合に向けてしっかり頑張ろうという今日この頃でした。 2010/7/29

慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳