第267回:継続する力

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 何かをコツコツ地道に頑張るのは、人生においてとても大事なことだと思う。短期間で一気にガーッと仕上げるのも大事だけど、やっぱり継続の力は偉大だ。少なくとも僕は一生懸命そう信じて、出来る限り実践してきたつもりだ。一番大きなことは、言わずもがな柔道だ。小学校1年生からかれこれ16年間アホみたいに足掻き続けている。もう少し小さいこととしては、例えばこのブログも当てはまると思う。何だかんだ5年以上、週に一回ペースでずーっと書き続けている。

 しかしこのモットーは、無意識な行動規範として強く根付いているせいか、あるいは最早性格の問題なのか、必要のないところでも存分に発揮される。そんな自分につくづく呆れてしまった事件があった。
 それはスマホの俗にいうソーシャルゲーム、誰もが知る「パズル&ドラゴン」というゲームのことだ。大学3年の夏、慶應柔道部で流行ったことで何気なく始めたこのゲーム、この前通算ログイン1000日目を記録してしまった。「通算」だからハッキリとは分からないけど、僕の記憶が正しければこの1000日は「連続」だ。始めてから一日も欠かさずログインしているはずだ。いちおう断わっておくが、課金をしたり、長時間のめり込んで大事なことが出来なかったりしたことはない。ただ何故かコツコツコツコツとログインだけは積み重ねてしまうのだ。
 たいていの物事には良い面と悪い面がある。僕もこの自分の変な特性を良い方向に活かしていけるよう、これからも頑張っていこうと思った事件であった。

更新:2015-05-24
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳