第268回:全日本実業柔道団体対抗大会

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 いつの間にか6月が終盤に差し掛かっている。しかしこのブログは今月一回目の投稿。ずいぶんと間が空いてしまって申し訳ない。少しばかりボーッとしていたのだ。そんな時期も必要なのだ。

 今月まず書いておかなきゃいけないイベントはやっぱり全日本実業団の団体戦だろう。今年は秋田県での開催。全日本実業団の試合、個人戦は何故か尼崎で固定開催だが、団体戦はこうして毎年色んなところで行われる。ちなみに去年は静岡県、来年は宮崎県だ。神奈川に住む僕的にはどんどん遠くなっていく。その次はいっそ沖縄が良い。

 結果は準決勝(1回戦シードだったのでチームにとって2戦目)で新日本製鉄住金に1-1の内容負けして3位。結果だけ見れば去年と同じ順位に甘んじた訳だけど、内容的には決勝まで行ける可能性は高かったと思う。少しずつではあるもののチームとして成長している。
 個人的には1回戦の九州電力戦で相手チームのエースに一本負けして、2回戦目はメンバーとして使われなかった。要するに1打席0安打、なかなか惨めな結果である。
 こんなふうに大会の途中でメンバーから外される経験は人生通じて初めてだったし、その当時は混乱し、かなりふてくされた。ただ少し時間を空けて冷静に考え直してみると・・・。「準決勝戦で自分が出ていたら、あの内容をひっくり返せたか?」とシミュレーションすると、「YES」と自信を持って答えることはできない。つまりあのメンバーチェンジは誰のせいでもなく、自分の実力不足なのである。そう考えると今度は自分に腹が立ってきて、やはりまたふてくされるのである。

 6月の前半はこんな感じでふてくされ、やさぐれた2週間であった。

更新:2015-06-22
慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳