第52回:最後の一週間

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 遂にこのブログも第52回を迎えました。そう第一回から、一年経ったということです。ご訪問下さるみなさん、ありがとうございます。

 この一年間を振り返ってみると、長いようで、本当に長かった。ほんの一年前、相模高校で毎日、血と汗と涙にまみれていたなんてちょっと信じられない ( ちょっと嘘。ちょうど一年前は肺炎で苦しんでいた )。とにかく去年は海外にたくさん行けたし、新しい環境でたくさんの人に会ったし、たくさんのことを勉強できた。大変だったけど頑張った。

 そんな一年の最後の一週間はキツかった。試験が多すぎる。いくら授業に出席できないからって、もうちょっと履修科目を減らさないと厳しいと身に沁みた。

 水曜日の3限、最後の試験が終わった。はあ~~~、こりゃ落としたかもしれない。テストが終わった脱力感と、全然解けなかった無力感で、「 力 」 を全部吐き切る溜め息をついた。すると隣の席の先輩に、

 「 1年生の最初の頃はフル単 ( 一期で取れる単位全部 ) 取って4年生はスカスカで楽しようって考えるけどね。なかなか難しいよ。ちょこちょこ落としていくもんだよ 」

 と諭された。いや、まだ 「 落とした 」 って決まってないんですけど。と心の中で突っ込みながら、

 「 やっぱり、そうですかね~~ 」

 悔しいけどそうなのかな。通知表は40日後。親に届くのが厄介だけど、まあ明日から気持ち切り替えて頑張りましょ !

 

慶應義塾大学 総合政策学部 藤井 岳