第158回:卒業式

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こんにちは。関東南部では大雪でしたね。あまりの寒さと雪の積もっている様にびっくりしました。そんな寒いなか、各地の高校では卒業式がおこなわれていました。高校3年間、部活動や大学受験など思い出がたくさんあるのでしょうね。自分の卒業式を懐かしく思い出しました。

高校生から大学生になるまでの間は数週間しかありません。しかしそんな短い間に社会からの認識のされ方、求められているものは大きく変わってきます。大学生は、経済的にはまだ親に頼っていても、大人として社会から認識されます。社会人に比べれば、社会に対する責任は少ないですが大人としてしっかりと自分の行動に責任を持つことが求められることに変わりはありません。

就職活動をしていると自分が大学生活をいかに充実させてきたかが問われます。大学の4年間、自分が学びたい学問を学ぶことができ、サークルやバイトなど「やりたい!」と思ったことにはすぐ挑戦できます。高校までは課題が与えられて、修学旅行は行き先が決まっていて学校が手配してくれますが、大学では自分から動かないと誰も何もしてくれません。それを「何もしなかった」にするか「やりたいことやりきった」にするか。自分が主体的になるか否かで大きく変わります。説教じみた内容になってしまいましたが、私が大学生活を3年間過ごしたうえで今感じていることです。「自分の好きなことにとことん打ち込める4年間」なんて長い一生を見ても珍しい期間です。思いっきり充実させるに限る、と私は思っています。それでは、また来週。

更新:2012-03-03
早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾