第127回:8月に入って
こんにちは。晴れたかと思えば、突然の豪雨に見まわれる変な天気が続いていますね。
さて8月に入って夏休みが始まりました。みなさん、どんな夏休みを過ごされるのでしょう。なるべく有意義なものにしたいですね。私の場合は、留学先の大学を終えて早稲田の授業が始まるまで、約5ヶ月間の休みがあります。5ヶ月間って、ものすごい長い夏休みです。もう一生取れることはないでしょう。せっかくのまとまった休みだから、と思って2ヶ月間はケベックでの留学生活にあてました。それでも夏休みは3ヶ月近く残っています。7月は自分が挑戦したいことにあてようと思っていましたが、気づけば7月も過ぎていました。ぼーっとしていると、あっという間に時間は過ぎてしまいますね。
8月に入ってからは、気を取り直して有意義なものにしようと心がけています。例えば、新しい分野の本を読むようにしてみたり。今まで手に取っていたのは娯楽としての小説ばかりでしたが、最近は幅を広げようと今まで読んだことのないジャンル、学んだことのない分野に手を出しています。新書、と一口に言っても自己啓発本から哲学、科学、ITと広いです。どの本が良書かわからなかったので、新聞に掲載されていた新書ランキングを参考にして読んでいます。先日行った講演会である会社の社長さんに「日本の学生は海外の学生に比べて努力が足りない。自分の好きな分野に関すること以外にも、他分野の知識で常識と思われるものは知っておくべきだ」と叱咤されました。今まではベストセラーと謳われていても、まぁ時間のある時に……と思っていたのですが、興味のない分野でも読むべきなんですね。ということで、私のポスト留学期は読書にあてるつもりです。他の留学を終えて帰ってきた人はどう過ごしているのでしょう。気になりますが、知る術がないので想像するしかありません。
早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾