第128回:夏堪能

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 こんにちは。今はお盆休みですね。どの観光名所も混んでいることでしょう。私は扇風機と仲良く過ごしています。私の横を通り過ぎる弟に「ひねもすのたりのたりかな」と詠われてしまうくらいのんびり、ごろごろ。でも、いつもごろごろしているわけではありません。先日は夏らしいことをしようと思って、友人と花火大会と阿佐ヶ谷の祭りへ行ってきました。7月は久里浜の花火大会へ行きましたが、今回の方が規模が大きく1万発の花火はさすがに迫力があります。たーまやー!

 花火の次は祭。阿佐ヶ谷の七夕祭りへ初めて行ってきました。旧暦の七夕がちょうど8月初旬にあたるらしく、商店街をあげての賑やかな祭りです。焼きそば、フランクフルトに綿あめなど定番の屋台が出ています。時折、トッポギやちぢみなどの変わり種もあり、匂いと雰囲気を楽しみつつ商店街を歩くこと20-30分。なんて長い商店街でしょう。商店街の端についた時には足が疲れていました。棒になりそう。商店街のアーケードには、はりぼてが吊るされており食以外も楽しめます。というより、このはりぼて展示が祭りの目玉です。近くの小学校の生徒が作った作品もあり、かわいらしいアニメのキャラクターが浮いています。巨大なポケモンやジーニーを上に眺めつつ、目も鼻も舌も楽しめるお祭りです。最高ですね。

 祭や花火に行ってつくづく思いましたが、一番楽しんでいるのはその場の活気あふれる雰囲気です。人が大勢いて暑くて……とマイナス面もありますが、それも含めて夏らしい賑やかなイベントです。祭に行けば楽しんでいる人が多くいて、見ているだけで自分自身もわくわくしてきます。季節を楽しんでいる人たちと一緒に楽しむ。これが祭や花火の楽しみだという気がしました。

更新:2011-08-13
早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾