第134回:ゼミ、どれにしよう

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 こんにちは。先週、サークルで引退前最後の夏合宿へ行ってきました。楽しい夏合宿もこれで最後だと思うと、少しさみしい気がします。7泊8日と長めの合宿なのですが、最初の5日間ほどは台風の影響で雨が激しく降っていました。基本的に室内で活動するので特に問題はないのですが、晴れている方が元気が出ますよね。その気持ちを汲んでか、単に台風が通り過ぎただけなのか。最後の3日間はすかっとした快晴に恵まれました。サークルもあと数カ月で引退です。それまで精いっぱい楽しみたいと思います。

 さて、今回はSILSで取らなくてはいけない上級演習についてです。上級演習とはいわゆる「ゼミ」のことを指します。SILSはリベラルアーツをうたっているので専門性がないのではないか、と危惧していたのですが、3年の後期からは自分の研究したい分野、卒業論文を書く分野のゼミを選択して専門的な知識を深めることができます。早稲田の他学部と異なるのは、3年の後期から履修が始まるということ。他学部では2年の後期からが普通らしいのですが、留学を挟むSILSは帰国してからゼミを選んで応募します。

 ゼミの選び方ですが、好きな先生と専門分野が決まっている人は、迷わず○○先生のゼミ!と即決している人もいました。私の場合、社会言語学と分野は決まっていたのですが、社会言語学のゼミが複数あったため迷っていました。迷いつつ選んでいる中で私が留学へ行くまでにやっておけばよかった、と思ったことがいくつかあります。

・興味のある分野、教授の科目を履修する
・興味のある分野を研究している先輩に教授やゼミの話を聞く
・自分がなんの研究をしたいのか、何が主に勉強したいのか具体的に考えておく

 まず科目を履修することについてですが、今日中の授業スタイルが自分にあっているか、教授と馬が合うか見極めることができます。一度も会ったことのない教授の授業というのは、ゼミの様子が想像しづらいです。

 次に先輩から話を聞くことですが、これは毎年行われている学部が開催するゼミの説明会と有志で行われている先輩たちによるプレゼンテーションに参加することで、話を聞くことができます。私はこれに参加して、気になるゼミはすべて見てまわり、最終的に自分に合っているゼミを判断することができました。

 最後に自分の勉強したい分野の明確化です。上記の二つとは違い、早稲田から離れている間、例えば留学中でもこれは可能です。さらに、留学中に勉強したい分野がはっきりと決まったならば、留学先の大学でいくつかその分野の授業を履修することをお勧めします。

 いよいよ再来週から授業が始まります。新しく始まるゼミを今とても楽しみにしています。では、また来週。

更新:2011-09-17
早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾