第156回:バレンタインと街コン

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 こんにちは。先日大学を訪れたら入学期間で閉まっていました。今はちょうど一般入試の時期なんですね。寒いので体調を崩さないようにしながら頑張ってください!

 さて入試以外に2月のイベントといえばそう、バレンタインですよね。今年のバレンタインは義理チョコや友チョコは頑張って手作り、自分にはご褒美に高級チョコなんていう人が多いそうです。かく言う私も普段は買わないような美味しいチョコを購入し、幸せを噛みしめていました。しかしバレンタインというイベントがありながら「チョコを渡したいと思うような素敵な男性がいないの」というのは、昨今よくテレビドラマで取り上げられている恋愛のできない女性たちの悩みです。そんな人たちのニーズと地域活性化をしたいと願う地域のニーズが出会って生まれたのが地域活性化イベント、街コンです。早稲田大学のある高田馬場駅付近でもおこなわれているそうで通称「ババコン」だとか。そんな街コンには一体人が集まっているのかしらと思いきや、侮るなかれ、とても人気ですぐに予約が埋まってしまうそうです。開催される地域にある居酒屋やレストラン約20店舗が参加していて、店は貸し切り状態なのでお客さんは全員参加者です。4時間で3軒回れるというからお得です。店にいる人たちと楽しく話して食べてと良いことづくめで、大きい規模だとなんと男500人女500人の総勢1000人というから驚きです。「出会いがないから」なんていう言い訳はもう通用しません。このような地域活性化のイベントは恋愛に関係がないものも多数各地で行われています。例えば、様々な居酒屋で好きなお酒が一杯ずつ飲めてハシゴができる回数券システムを取っている地域もあるそうです。人が集まるところにはたくさん集まるけれど、過疎化が進んでいる地域もあり地域格差はどんどん拡大しています。人が来ないと悲観的になるのではなく、地域の人たちが一体になって積極的に活性化をすすめているのは素敵ですね。これからも面白いイベントがどんどん増えていくことでしょう。いつかそういったイベントに参加してみたいなぁ。では、また来週。

更新:2012-02-18
早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾