第200回:ランキング

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 こんにちは。今回はこの時期に私が密かに楽しみにしているものを紹介したいと思います。それはいろいろなもののランキングです。年末になるとその年に最も売れた商品だとか、人気の本があちこちのメディアで取り上げられますよね。日本人はランキング好き、とよく聞きますが、海外でも最も影響力のある有名人100などランク付けをすることも多いので、一概に日本だけとも言えないのでは、と思ってしまいますが。ともあれ、ランキング好きの日本人は、芸能人、TV番組、本、映画、食品、家電……ありとあらゆるものをランキング形式にします。私は本が好きなので、毎年文庫本や単行本の売り上げランキング、人気作家の投票など楽しくチェックしています。こういったとき、自分の好きな本が入っていたりすると嬉しいんですよね。やった!広く認められているんだ!とガッツポーズ気分になります。
 私はその年に読んだ本のタイトルを記録しているので、それを見ながら自分でランキングを決めるのも楽しみの一つです。やっているうちに段々と自分の頭の中で整理されてきて、すっきりとしてきます。選んだ本を見ると、その年に自分がどんなものに惹かれていたのかがよくわかります。ランキングの面白さは、そのわかりやすさ、簡潔さとそれぞれの年の傾向が現れていることにあるのかもしれませんね。何かのランキング決めは暇な時にはとても楽しいので、時間のある方はやってみてください。
 先週で今年最後の授業も終わり、忘年会に忙しくする日々です。あと数回授業を受けたら大学が終わると思うと寂しくなってしまいます。来年は私にとって大学を卒業して、新たに社会に踏み出す大きな年になります。高揚と不安を感じつつ、来年が素敵な年になるよう期待しています。
 皆様の来年も素敵な1年になりますように。寒さと流行病に気をつけて、素敵な年末年始をお過ごしください。

更新:2012-12-28
早稲田大学 国際教養学部(SILS) 小林 綾