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慶應義塾大学総合政策学部AO入試合格!中村さん

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前年の12月から洋々への通学を開始し、準備に余裕を持ってAO入試の受験対策ができました

時間に余裕があったため、出願書類を作成する際にある知識が必要になった時には、周辺の事項までも調べることができ、知識や理解に深みを持たせることができました

神奈川県 私立 日本大学藤沢高校

慶應義塾大学 総合政策学部 AO入試 4月I期 C方式 合格

中村さん

AO入試に向けた準備について

江口 (洋々 執行責任者 兼 面接対策統括):
この度は、慶應義塾大学総合政策学部4月I期C方式の合格、誠におめでとうございます。まず、AO入試の受験を決意されたのはいつ頃ですか?

中村:
高二の夏、SFCのオープンキャンパスに参加した際に、当時の環境情報学部の学部長だった富田先生が、「自分の興味、関心のあることを足がかりに、社会に対して貢献して欲しい」ということをおっしゃっていました。その言葉に触発されて小論文を書いたところ、小泉信三賞の最終選考に残ることが出来ました。それでC方式受験の資格も頂けましたし、何よりも、自分が将来やりたいことが定まりました。それで、SFCのAO入試を受験しようと思いました。

江口:
AO入試の対策を始められたのはいつ頃ですか?

中村:
受験を決意してすぐです。去年の秋に、まずは自力で志望理由書を書いてみました。

江口:
自力でやってみた印象はどうでしたか?

中村:
自分のアレルギーの治療体験を元に生命エネルギーや癒しから環境問題までを考えていたのですが、テーマを拡げ過ぎてしまい、正直具体的な目標も明確ではありませんでした。CAM(編集注:気功、ヨガなど、西洋医学の代替医療手段)の普及をテーマと決めてからも問題点ばかりが先に立ち、具体的な対策もありませんでした。なにより自分はセラピストになるのか、CAMの効果を証明したいのか、それとも、むしろ外部に自分の立場をおいて、それを普及させる仕組みを作るか、とか。それからもっと根本的には、自分を見つめ直す作業が大変でした。高3の夏まで軟式野球部に所属していたのですが、部活動の意義や、自分が何に貢献できているのか、そこから何を得たのか、そして、それは将来に対してどのような意味を持つのか、といったことごとを考えていました。正直言って、その過程で自分を嫌いになったこともありました。(笑)

江口:
洋々以外でもAO入試の対策をされていたのですか?

中村:
他塾の説明会には行きました。そこでは、グループで生徒同士、やりたいこと等を言い合って、高め合うということだったのですが、自分の性格を考えると、そういう環境の中では埋没してしまうと思ったのでやめました。

洋々のサポートについて

江口:
そもそも洋々を知ったきっかけは何ですか?

中村:
SFCのオープンキャンパスの時に、湘南台で洋々のチラシを貰い、それを見てネットで検索しました。

江口:
洋々の第一印象はどうでしたか?

中村:
今だから言えることですが・・・って、本当に言っていいのかな?(笑) 当時の教室(旧横浜教室)は今のこの教室(現在の横浜教室)と違って狭かったですよね。同じフロアの中で部屋も転々としていたので、「ひょっとして怪しい会社なのかな、サポートの途中で逃げられたらどうしよう」(笑)とか。

江口:
洋々のサポートの印象を聞かせて下さい。

中村:
とにかく親身に、考えを深める手伝いをして貰いました。プロフェッショナルサポート、メンターサポートの度に新たな問題点を指摘され、それに対応しようとさまざまなことを調べ、考えることで、いつの間にかCAMに対する知識量が増え、理解も深まっていきました。それに、過去、現在、未来の視点から自分を見つめ直すことで、自分の長所、短所を把握し、言語化することもできました。それから、作成を指導して頂いたプレゼンテーションの資料がよく出来ていたことも、合格の大きな決め手だったように思います。

江口:
中村さんが洋々の総合コースの受講を始めたのは去年の12月でしたが、準備期間が長いがゆえにやりにくかったことはありますか? あるいは逆に、長かったからこそやれたということはありますか?

中村:
時間に余裕があったため、ある知識が必要となった時に、周辺的な事項までも調べることができました。これは結果的に、知識や理解に深みをもたせることにも繋がったと思います。それから、「医療の先進国」とも言われるキューバに実際に赴き、直接医療機関や政府の人にインタビューを行うことで、実体験を通して、現代医学と並行してCAMを活用している国の医療の仕組みを理解する機会も持つこともできました。

江口:
メンターサポートはいかがでしたか?

中村:
正直、結構きびしかったです。でも親身に、考えを深める作業に付き合ってくれました。単に全部やってくれるということではなく、どうしてもわからない時は小出しにヒントをくれたりするような形で、あくまでも自分で考えるように仕向けてくれました。担当して下さったN先生の指導があったからこそ、「自分はこれでいくんだ」という自信を持ってやり遂げられたと思います。N先生にも本当に感謝しています。

二次選考当日について

江口:
本番の様子を教えて下さい。

中村:
C方式はA・B方式の後だったので、待ち時間が3時間もありました。特に本も持っていかなかったので、プレゼンテーションの資料を何度も読み返していました。ようやく面接の部屋に入ると、三人の先生がいらして、そのうちの一人が徳田学部長でした。プレゼンテーションの冒頭で緊張していたら、徳田先生がタイミング良く立ち上がって、「大丈夫、緊張しないで」と声を掛けて下さったので、少し気分が楽になりました。説明のテンポが早くなってしまったとか、もっと先生方の目を見ながら話せばよかったとか、細かな反省点はありますが、まずまずいいプレゼンテーションを行うことが出来たと思います。C方式の15分の面接のうちの4分間、最大限の自己アピールが出来ましたし、それで、その後の突っ込みもある程度回避できたように思います。

江口:
面接で、印象に残った質問はありましたか?

中村:
「CAMの必要性は分かったが、そこであなたが果たすべき役割は?」とか、志望理由書の内容に関してはやはり色々な質問を受けました。でも、いずれも事前に洋々でディスカッションしていた内容だったので、「来た!」という感じでした。それから、「代替医療の可能性を探るうえで、今後は、たとえば医師と意見交換してみることも必要となるかもしれないね」といったアドバイスも頂きました。幾つかの厳しい質問を乗り切った後は一転して、和やかな雰囲気になりました。雑談の中で祖父の温泉旅館の話が出たり、C方式の論文を読んで感動した、と言って貰えたりしました。

AO入試を目指す人へのアドバイス

江口:
これからAO入試を受ける人にアドバイスをお願い致します。

中村:
努力は必ず実ります。偏差値だけで最初から諦めないでください。それから、志望理由書を書く時は、周辺の知識も幅広く追究していくことで、結果的に本質的な理解も深まっていくと思います。妥協することなく、頑張ってください。

江口:
最後に洋々を勧めたいと思いますか?

中村:
勧めたいです、ぜひ。実際に、本当に、洋々じゃなかったら受からなかったと思っているので、感謝しています。

江口:
有り難うございました。中村さんの今後のご活躍を洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。

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