何度も志望理由書を練り完成度を高め、見事AO入試で慶應SFCに合格!
「諦めずに受験したことでこの合格があります」
ターンパイクさん
高卒認定試験
慶應義塾大学環境情報学部 AO入試4月II期 合格
合格おめでとうございます!合格発表の瞬間はいかがでしたか?
ありがとうございます!書類にあまり自信がなく、1次試験の合否を確認する瞬間が一番緊張しました。2次試験は手応えを感じていたので、落ち着いて合否を見ることができました。
慶應義塾大学環境情報学部を志望したきっかけを教えてください。
私はある分野でプロダクトの制作をしており、それを発展させていける場はどこだろうと考えた時に、SFCの研究室の存在を知り、ここしかないと思い志望しました。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
チャンスを増やしたいと思ったのが一番のきっかけです。
VRが好きで日本で初のオンラインゲームのコミュニティを作るといった活動をしていたので、その経験を活かせそうとも思いました。
これまではどんなことに取り組んできましたか?
中学生の頃からプログラミングを独学で学んできました。高1で学校を中退し、海外へ渡り語学の勉強をしました。帰国後は高卒認定を取得し、一般入試でSFCを目指していましたが、AO入試があることを知り、挑戦しようと思いました。
洋々の書類総合コースでは出願書類をどのように作成していきましたか?
出願の1ヶ月半前から洋々に通い始めました。まずはメンターとともに志望理由書のテーマについて議論し、同時に文献から興味のある研究分野の知識を増やしていきました。それに加え、自分のやりたい研究テーマに関係する学会やイベント、ラボなどに積極的に参加してアドバイスをいただきました。とにかく多くの場所へ行ったことで、視野を広げることができました。
自分が作りたいものや勉強したいことは頭にあっても、それを志望理由書として文章化するのは難しく、苦戦しました。しかし洋々のサポートを通じて現役のSFC生であるメンターと議論を重ねていくにつれ、自分のテーマが具体的になっていく感覚があり、最終的には細かく想像できるまでになりました。志望理由書は何度も書き直しを重ね、出願の前日まで作業を続けました。
洋々の面接総合コースのサポートではどんなことを行いましたか?
出願した書類に対して鋭い指摘をたくさんいただきました。突っ込まれそうな部分や表現が足りていないと思われるところをプロの方に教えていただき、それらを自分なりにどのように説明できるか、とても悩みながらサポートに取り組みました。
今振り返ると、面接の本番よりも厳しかったと思います。
本番当日はいかがでしたか?
本番では厳しく突っ込まれる質問が多かったですが、洋々の面接練習でされたものと同じ質問もあり、余裕を持って答えることができました。予想外の質問はなく、全体的に手応えを感じることができました。メンターとも議論を重ねていたことで、緊張せずに自分のテンポで話をすることができたと思います。
入学後の抱負を教えてください。
1年生から研究会に入れるので、とにかく自分の創りたいものを具体化していきたいです。
SFCで技術の最先端を学び、それを組み合わせて、自分の理想に近づけていきたいです。データサイエンス系の授業も多くあるので、それらも履修していきたいです。
全体を振り返って、その他洋々の良かった点があれば教えてください。
AO入試の準備を始める前までは、ここまで大変だとは想像していませんでした。しかしサポートはマンツーマンで行われるため、逃げる場はなく、自分のテーマに向き合うしかなく、メンタルも鍛えられました。
メンターの方には時間外でもメールで何度も書類に関するフィードバックをいただきました。最初は強く言われてへこむこともありましたが、熱心に話を聞いてくださいました。プロのサポートは毎回密度が高く、自分のテーマを様々な側面から見ることができました。
今後、受験する方へのアドバイスをお願いします。
自分の足で行動し、好きな分野の知識を増やすことが重要だと思います。
面接の場でも、そのような自分の経験は強みになります。書類では自分の経歴を書く欄がたくさんあり、そこにあまり書くことがない自分はAO入試を受けても良いのかと自信を無くしかけたこともありました。でも、諦めずに受験したことでこの合格があります。経歴で書けるようなことがあまりなくてもSFCでやりたいことがあるのであればぜひ挑戦してみてください。
どうもありがとうございました。ターンパイクさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。