英語力と高校での活動を武器に総合型選抜を受験、春からICUへ!
「これまでの自分にはなかった視点を採り入れて問題について考えることができました」
A.M.さん
神奈川県 S高校
国際基督教大学(ICU) 総合型選抜 合格
合格おめでとうございます!合格した今の気持ちを教えてください。
進路が決まり、ホッとしています。ICUを目指すと決めてから自分がICUに通っている姿を想像してきたので、ついに実現すると思うと嬉しいです。
国際基督教大学(ICU)を志望したきっかけを教えてください。
ICUに進学した部活の先輩から話を聞いて興味を持ちました。高校卒業後の進路として海外の大学で勉強することにも興味がありましたが、ICUは多くの海外の大学と連携しており、授業のスタイルなどもグローバルで魅力を感じました。
なぜ総合型選抜で受験しようと考えたのですか?
部活を通して活発に活動してきましたし、短期のオーストラリアへの留学経験やホストファミリーとして海外から留学生を受け入れてきた経験があるので、それらから学んだことを直接伝えられる入試方法だと思いました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校の3年間は英語を使う環境を積極的に作って意識的に英語力を磨いていました。短期留学の経験もありますがそれだけでなく、高校の先生や留学生と英語で話したりすることで自分なりに英語と向き合ってきました。
世界中で広く使われている言語を使って会話をするのは楽しいですし、英語を使うことで話せる相手が増えていくのは嬉しいです。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
6月ごろから洋々のサポートを受講し始めました。自分のことを知ってもらうにはこれまでの経験をどのように伝えたら良いのか、ICUで具体的に何を学びたいのかといったことについて議論をしました。私は人種差別の問題について関心があるのですが、担当メンターの方はアメリカへの留学経験がある方で、アジア人として現地で過ごした経験やリアルなローカルな話を聞くことができてとても勉強になりました。これまでの自分にはなかった視点を採り入れて問題について考えることができました。
洋々で準備を進めている頃は、ちょうど新型コロナウイルスが世界各国で広がり始めた時期で、アジア人へ向けた差別がヨーロッパで起きていることが報道されていました。今まで自分の出自や見た目を人種といったカテゴリーで捉えたことがなかったのですが、そのような報道を頻繁に見聞きし、「差別」についてさらに深く考えるようになりました。改めて大学という場所で時間をかけて学びたいと思いました。
面接に向けてどのような準備をしましたか?
面接試験に向けて3回ほどサポートを受講しました。自分が書いた書類に沿って人種差別に対する自分の意見を話せるように練習しました。人種差別という広いテーマを扱う上で、どのような言葉を選んで伝えると良いのかを考えるのは難しかったです。ICUでの学びを掘り下げて話せるように何度も書類を読み、具体的なイメージを持つようにしました。
本番当日はいかがでしたか?
コロナウイルスの影響で面接はオンラインになりました。思ったより緊張することなく、穏やかな雰囲気でした。
提出した書類の内容よりも、昨今の社会問題の捉え方や自分の考えを問われる質問が多かったです。想定していなかったことも聞かれましたが自分の想いを丁寧に伝えるよう言葉を選んで話すことができたと思います。
入学後の抱負を教えてください。
ICUの勉強は大変だと聞くのでまずは頑張ってついていきたいです。
学生生活を楽しみつつ、これまで続けてきた経験を踏まえて国際交流もしていきたいと思っています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
新型コロナウイルスの影響で渋谷へ行くことが難しく、サポートはオンラインで実施してもらいましたが、このように合格まで導いてくださり、感謝しています。オンラインでのやり取りに始めは不安もありましたが、問題なくスムーズに書類の作成を進めることができました。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
ICUが求めている学生像を理解し、自分の描く理想の学びをマッチさせることが重要なのだと思います。ICUのWebサイトの情報などをよく読んで調べ、自分の経験を振り返って考えていくことで研究のテーマも見えてくるかと思います。
ありがとうございました。A.M.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。