帰国生にとっての様々な選択肢
帰国生の方々にとって、「帰国生入試」「一般的な総合型選抜」「主に帰国生対象の総合型選抜」「特別プログラム入試」といった様々な受験方式の選択肢があります。受験に当っては、自分自身の差別化ポイントを見極めて適切な方式を選ぶことが重要となります。
帰国生入試
「海外において外国の教育制度に基づく高校で最終学年を含め2年以上在籍し卒業(見込み)」というのが一般的な出願条件となります。ただし、日本国内のインターナショナルスクール等の卒業生でも認められる場合もあります。SAT等の標準テストを含めた書類審査・面接等が課されることもあります。また、これに加え個別の試験が課されることも多いです。
<例>
慶應 帰国生入試
一般的な総合型選抜
こちらの試験方式では、日本の高校出身者と同じ土俵で勝負することになります。書類(志望理由書等)+面接+小論文が入試科目の基本の形です(すべて日本語)。評定平均が必要な方式の場合、日本の教育制度に基づいた授業を受けていないと受験できないことがあります。多くはないですが、9月入学用の試験を実施している大学・学部もあります。
主に帰国生対象の総合型選抜
受験資格について、日本の高校出身者にも資格が与えられる場合もありますが、帰国生を主に対象としているケースが大半です。書類や面接がすべて英語で準備できることを条件にしています。TOEFLやSAT等の標準テストが課されることも多いです。また、9月入学という選択肢も用意されています。早稲田大学国際教養学部AO入試(9月/国外選考)・上智大学国際教養学部AO入試など
特別プログラム入試
大学学部によって提供される英語だけで授業が行われるプログラムの入試です。出願プロセスは基本的にすべて英語です。また、SATやTOEFL等の標準テストが課されることが多いです。RecommendationやEssayの提出が必要となります。基本的に9月入学となります。
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