慶應義塾大学法学部FIT入試合格!斎木陽平さん | 総合型選抜の個別指導塾 洋々

慶應義塾大学法学部FIT入試合格!斎木陽平さん

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斎木陽平さんは慶應義塾大学入学後、塾を立ち上げられて、後進にAO入試の対策を行われています。それ自体は洋々の目指すところと矛盾するものではなく歓迎すべきことではありますが、受験生の間でいくつか誤解があるようなので以下の点を明確にしておきたいと思います。

1. 斎木さんは洋々に通っていたのですか?
はい、斎木さんは洋々の元受講生です。

2. 斎木さんは洋々に100万円もの授業料を払っていたのですか?
いいえ、トータルで(すべての個別指導、直前演習を含めて)その3分の1程度の金額でした。斎木さんは、ご自身のブログや立ち上げた塾のホームページなどで「私がAO入試の受験を控えていた頃、あるAO指導の塾に通っていました。AO受験対策に伴う費用は100万円を超えていました。AO入試の受験勉強に、なぜこんなにも沢山のお金がかかるのか。」と書かれており、あたかも洋々で100万円以上の授業料を頂いていたかのような誤解が生じる恐れがあったので過去の申込書等を確認し、敢えてある程度正確な金額を書かせていただきました。

3. 斎木さんの塾は洋々と連携をしているのですか?
一切しておりません。以前、他の大手塾さんが斎木さんの塾に対してその大手塾のメソッドを無許可で使っているのではないかという問い合わせをした際、「洋々から許可を得て使っているものだ」という返答を受けたということで、その大手塾さんから洋々に対して「本当に洋々が許可をしたのか」という問い合わせを頂いたことがあります。洋々に個別相談にお越しいただいた方からも何か関係があるのかということをよく聞かれますが今までメソッド等について「許可」をしたこともなければ、いかなる形の「連携」もしておりません。洋々のサポートを受けて志望校に合格した受講生が、大学入学後同じような形で後進のサポートを行うこと自体は私たちにとって歓迎すべきことだと考えています。しかし、一方で、彼らのサポートの質を保証するものではありません。

首都圏外に住みながら、政治に対するアツい想いを結晶化させ、超難関の慶應法FIT入試に合格

地方に住んでいる私にとっては、情報の少なさを補ってくれた点が非常に大きかったです

斎木 陽平さん

慶應義塾大学法学部政治学科 FIT入試 合格

慶應法学部FIT入試を志したきっかけとその準備

洋々:
FIT入試による受験を考え始めたきっかけを教えて下さい

斎木さん:
 もともと第一志望が慶應義塾大学法学部政治学科だったのですが、受験を意識し始めたのは高2の1月でした。具体的な構想を練り始めたのは、高3の5月です。最初のきっかけは、「とにかく慶應ボーイになりたい!」というものでした(笑)。特に慶應の政治学科は日本でもトップクラスの政治学科という認識もあり、政治のことが大好きな私にとってとても魅力的でした。FIT入試を受ければ、一般入試だけの場合と比べてチャンスが2倍に拡がることもあり、受けるしかないと思いました。

当初はどのように準備を始めましたか

  受験は情報戦(特にAO入試!)なので、まずインターネットで検索して、色々な情報を収集しました。「慶應義塾大学法学部にFIT入試で合格する」「やばい!AO入試マニュアル」などのAO入試関連の本も多く出ているので、それらも参考にしました。また、慶應の大学説明会が6月に開催されていたので、そこにも足を運んで、入学センターの方に直接いろんな質問をしました。こうした情報収集を踏まえて、まず自分で志望理由書を6月に書いてみました。学校の先生からは申し分ないとの評価を得ていたのですが、念の為、と言う気持ちで、プロにも添削を頼んだところ、まさかの最低評価。独学ではこの程度なのかと思い知らされ、専門家によるサポートを受けることにしました。

その後、志望理由書はどのように準備を進めましたか

  私は洋々のサポートを受けながら、準備を始めました。6月はじめ位に本格的な準備に着手して、最終的には提出前夜の8月31日までかけて練り上げました。細かいものを含めればおそらく100回は書き直したと思います。途中で何度も投げ出しそうになりましたが、洋々の先生方やメンターの方に励まされて、なんとかやりぬくことができました。

  志望理由書は、なんと言っても提出書類の核です。どんなに時間をかけても、かけすぎということはない、と思っていました。今でも完成した自分の志望理由書を見返すと、我ながら「これは受かるだろ!」と思ってしまいます(笑)。手前味噌のようですが、自分の努力に裏打ちされた結晶ですから、自分としては誇りに思っています。

  心がけたのは、自分の体験(つまり具体例を)を織り交ぜる、ということでした。抽象的な話では何も伝わりません。自分が志を持つようになったきっかけを出来る限りリアルに書くことで、採点する人が自分の志を応援したくなるように演出することを常に心がけていました。

2次選考について

FIT入試の2次選考は選考科目が多岐にわたります。どのように準備を進めましたか

  まず、模擬講義と論述審査ですが、洋々の直前対策を受講した以外は、正直特別な対策はしませんでした。ただ、中学生のころから政治に興味があって、毎日のように新聞を読んでいたので、図らずもそれが大いに助けになった、と思います。また、直前には、NHKのクローズアップ現代を見て、テレビの内容を論文にまとめて見るということもしました。

  どんな準備の方法がいいか、ということは人それぞれの状況もありますので、一概には言えませんが、洋々の直前2次対策演習は絶対のオススメです!当日どのような手順で、どのようなやり方で、どのような用紙に記入するか、などを知っておくことにより、ほかの受験生に対して大きくアドバンテージをとることができます。FIT入試を受ける人は絶対に受講すべき、と言えます。今でも私はこれを受講しておいて本当によかったな、と思います。

  また、自己プレゼンと面接は、出願書類を準備していた8月から構想を固めていたので、出願後はそれを作り込むだけでした。書類を作る時と同様、ベストを尽くす、ことだけを考えました。特にプレゼンについては、回数で言えば、鏡の前で50回は練習したと思います。それこそ「脳に刷り込む」気持ちで(笑)。また、プレゼンの時間が15分と長いため、どうしても後半の練習が薄くなりがちと思い、半分に分けて練習するといった工夫もしました。

本番はいかがでしたか。

  午前中に行われた模擬講義では、「日本の戦後外交」がテーマでした。ここで意識したことは次の二点です。まず「問いにストレートに答える」ということ。当たり前のようですが、なかなかできないことでもあります。「なぜか」を聞かれたら、「~だから」と答える。あなたの考えを述べよ、と聞かれたら、何が何でも自分自身の意見を書く。このことを常に考えていました。二点目は「時間厳守」。これも当り前のようですが、毎年多くの人が「途中で終わってしまった…」と涙をのんでいる、と言う話を聞いていました。こうした失敗の原因は、「長く書こうとしすぎた」ということだと考え、私は「長さより質」を重視し、実際、用紙のおもて半分も埋まりませんでした。しかし、最後の結論までしっかりと書き、誤字脱字チェックまでしました。また、私は制限時間の10分前を「自分の制限時間」に設定しました。高めのハードルを自分に課すことで、余裕を作った、というのも良かったと思います。

  午後は、面接・プレゼンを先に行う人と、グループディスカッションを先に行う人に分かれたのですが、私は、面接・プレゼンが先でした。自分の番が近づくにつれ気持ちは多少高まりましたが、会場に知っている人がいて少し話すことが出来たり、昼休みの時間を使って壁に向かって練習が出来たこともあり本番は落ち着いて臨めました。プレゼンも練習の通り出来ましたし、圧迫気味の質問が来る、と聞いていた面接も私の時はそれほど厳しくなかった、という印象です。文字通り「ベストを尽くせた」と思います。

  最後のグループ討論までは1時間ほど待ち時間がありました。私のグループは「地域の安全のための監視カメラの設置について」というテーマでした。参加者全員がバランスよく発言し、雰囲気も和気あいあいとしたいいディスカッションになったと思います。自分個人としても、前日の洋々の2次直前対策演習での経験が多いに役立ち、ほぼ満点の出来だったと自負しています。

  全てが終わった時は「出し尽くせた」という気持ちになりました。「落ちて本望」とさえ思えました。

洋々について

 全てを終えてみて、洋々についての印象を教えて下さい

  洋々のことはインターネットで検索して見つけました。私の場合は、洋々のある横浜から離れたところに住んでいたこともあって、スカイプでのサポートが中心でした。実際に膝をつけ合わせてやるのに比べて、多少のやりにくさがあったことも事実ですがそれを上回るものが得られたと思っています。

  特に、地方に住んでいる私にとっては、情報の少なさを補ってくれた点が非常に大きかったです。地方在住の人の多くは同じ悩みを抱えていると思いますが、地方ではFIT入試を始めとするAO入試に関する情報は本当に得にくいです。首都圏に住んでいる人と違って、地方では、周りでFIT入試を受けた先輩を見つける、ということは至難の業です。それが、実際にFIT入試で合格した人と1対1で話が出来る、というのは何にもまして得難い環境でした。

  また、洋々の「プロフェッショナル」との1対1でのセッションは、本番の面接を凌ぐ厳しさ、と言えます(笑)。ですが、その鋭い突っ込みは出願書類の構想を練る段階で、自分の考えを固めて行くことに大いに役立ちました。単なる先生ではなく、社会の最先端でしのぎを削ってきた「プロ」による「採用担当者の目線」でのツッコミを経てこそ、自分でもほれぼれする出願書類が出来たと思います。

  また、直前に行われた洋々の2次直前対策演習は最高でした!

 今後の受験生に向けたメッセージ

 最後に、今後FIT入試を志す皆さんにアドバイスをお願いします。

これからの受験生へのメッセージ

最後に今後のAO入試を受ける受験生へのアドバイスをお願いします。

  私は中学生のころから政治に興味を持っていましたが、このFIT入試を受験する過程で、あらためて「政治とは何なのか」「自分は将来何になって、大学では何を学びたいのか」ということを再認識することができました。また、自分のやってきたことをすべて洗い出すことを通じて、自分は何が得意なのか、苦手なのかを見つめなおすことができました。言い換えれば、この入試で、今までの人生の総決算と、そしてこれからの人生設計をすることができた、と言えます。自分が大学に行く目的が明確になり、やる気が満ち溢れ、志が確かなものになりました。もちろんその道のりはとても楽と言えるようなものではありませんでしたし、実際途中で何度も投げだしそうになりましたが、やり抜き、そして結果を出せたことは私の大きな自信になっています。大変なこともありますが、ぜひ皆さんもチャレンジしてほしいと思います。頑張って下さい!

ありがとうございました。斎木さんの今後のご活躍を、洋々のスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。

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