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小論文解説:慶應義塾大学文学部


問題文

哲学系・史学系・文学系・図書館情報学系・人間関係学系・自然科学・諸言語と、慶應の文学部には幅広い専攻分野がある。その通り、学部入試の小論文においても、幅広い分野から出題される。もちろんその内容に関する知識を習得しておく必要はない。重要なのは読解力と考察力と文章力で、ほんの少し慶應文の解法を知っておくと有利になるだけである。
慶應文の問題文では、基本的にはテーマは一つで、全体として整えられた文章が載せられている。主題と意見と具体例と、キーワードと論点が明確に記されていることが多い。そのため、どの分野の教授が作成しているのかもすぐに分かる。ただ、やはりこれもその専門分野に関する予備知識は不要であるように作られている。専門的な用語には注釈が付されていたり、文中で丁寧な説明がなされているのだ。

 

設問

設問は二つ。設問1が300~400字程度の要約で、設問2が300~400字程度の意見論述問題である。ともに、文学部としては指定字数が少ないのが難点となっている。文学部受験生にありがちな「文章を書きたい」という気持ちを抑え、自己の意見をどれだけ簡潔に説得力をもって提示できるのかが試されている。
傾向としては、設問1で課題文中のキーワードや論理を抜き出してきて説明し、設問2でそれを使って自己の意見を述べていく、というものが多い。そのため、設問2の設問文に「あなた自身の考えを自由に述べなさい」と記されていても、それは「本文の範囲内」での「自由」と「あなたの意見」となるのである。そこでは「自由気ままな論述」が求められているのではない。

 

合格レベル

2020年度一般選抜得点状況(慶應義塾HPより)では文学部の場合、英語(150点中平均99.38点)地歴(100点中平均日本史55.94点世界史63.91点)小論文(100点中平均56.17点)合計350点中合格最低点250点であり、全体として71.4%の得点があればボーダーラインに達することになる。例年、基本的には合格ラインは7割という感じであろう。

 

対策

合格レベルの答案に達するためには、まず、基本的な読解力と文章力が前提となる。それさえ備えていれば小論文の場合、あとはほぼ、慶應文の答案作成に適した「読み方」と「書き方」を覚えるだけとなってくる。
逆に、慶應文に適した答案作成方法を知らないと、いくら賢い人物であっても高得点はなかなか狙えないのである。そこで「どのような見解が求められているのか」「書かない方がよい内容には、どのようなものがあるのか」「事例の書き方はどうするのか」「文学部に適した答案にはどのようなものがあるのか」「文章表現にはどこまで力を入れるべきなのか」といったことを知っており、慶應文の答案作成に慣れているのかいないのかでは、大きな差が出てくるのである。
そのような「読み方」と「書き方」を心得て、それに慣れるという練習を積めばボーダーラインには容易に達し、越えることが出来るのである。
 

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