小論文 Q&A
小論文につきよくお問い合わせいただく内容を、Q&Aの形式で整理してみました。一通り目を通していただくことで、小論文とはどのようなもので、どのように対策すれば合格点が取れるのか、具体的にイメージしていただくことができるはずです。
Q: そもそも、小論文って何ですか?
小論文は読み手を納得させることを目的とする文章です。通常は、自分の意見とそれを裏付ける根拠によって構成されます。
Q: 小論文と作文の違いは何ですか?
小論文は読み手を納得させることを目的とする文章であるのに対して、作文は読み手を惹き付けることを目的とする文章です。結果として、書き出しの工夫の要否、根拠の要否、表現の選び方、接続語の使い方等にも違いが現れます。
Q: 小論文が課される大学を教えてください。
一般入試で小論文を採用している大学・学部は少数派に留まります。主な大学・学部としては、慶應義塾大の法学部、文学部、SFC(総合政策学部、環境情報学部)、経済学部、医学部、看護医療学部、青山学院大総合文化政策学部、地球社会共生学部、早稲田大学スポーツ科学部等が挙げられます。また、上記の大学・学部以外でも、医学部や看護学部は、適性審査の一環として小論文が課されることが多いです。
一方で、AO・推薦入試では、ほとんどの大学が二次試験で小論文を採用しています。
Q: 小論文の出題形式について教えてください。
典型的な出題形式は以下の四つです。
- 課題型小論文: タイトルが与えられ、それについて自分の考えを述べるもの
- 文章読解型小論文: 課題文が与えられ、それについて自分の考えを述べるもの
- 表・データ分析型小論文: 表やデータが与えられ、それについて自分の考えを述べるもの
- 絵画・写真鑑賞型小論文: 絵画や写真が与えられ、それについて自分の考えを述べるもの
ただし近年は、慶應SFCの一般入試や早稲田政経のグローバル入試のように、上記の幾つかを組み合わせた「複合型」の小論文も増えつつあります。
志望校合格に必要な力を効率よく身につけるとともに、小論文の「本質」を学んで、人生を謳歌するための強力な武器を手に入れていただければ幸いです。
日本全国、海外からオンライン受講も可能。受講生のニーズに合わせ、3つの講座からお選びいただけます。
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