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小論文の学習法


小論文の学習法

小論文を手っ取り早く書けるようにするためには、

・書くべき内容を発想するための、一定の思考の枠組み(=フレームワーク)を習得すること
・発想した内容を文章化するための、決まった文章の「型」(=フォーマット)を習得すること

が望ましいです。

一定の枠組みで考え、決まった型で文章化できるようになると、比較的気楽に小論文の学習に取り組めるようになります。

また、どの工程に問題があるのかを特定しやすくなるため、上達も早くなります。

発想、文章化についてどんな「型」を習得すべきかは志望校により自身の体質により異なりますが、

・自分の意見を述べ、それを追いかける形で根拠を示す「意見提示型」
・何らかの問題を取り上げ、それに対する解決策を講じる「問題解決型」

といった辺りが比較的習得しやすく、様々な場面で使えるため、洋々の受講生の間で人気があります。

たとえば、意見提示の型であれば、まずは、

<意見提示のフレームワーク>

意見:  設問に即して自分の意見を述べる

理由:  意見に対する根拠を端的に述べる

説明:  理由を複数文を用いて掘り下げる

具体例: 理由や説明の裏付けとなる具体的事例を示す

譲歩批判:予想される反論を挙げ、再反論する

善後策: 今後の改善の方向性及び具体策を示す

結論:  設問に即して自分の意見を繰り返す

のような流れで書きべき内容を発想し、次いで、

<意見提示のフォーマット>

意見:  私は~

理由:  なぜなら~ or 理由は○つある

説明:  より具体的には~ or まず~次に~

具体例: たとえば~

譲歩批判:たしかに~しかし~ or ただし~

善後策: したがって今後は~ たとえば~

結論:  以上のように、私は~

のような形で文章化することになります。

実際のサポートでは、それぞれのパートにつき、講師がその役割、書き方、運用上の注意等を細かく解説することで、型を鵜呑みにするというよりは、なぜこうした型が成立するのかを理解することに重点が置かれます。

そうすることによって運用の精度が高まりますし、また、応用も利くようになるため、将来的には型を崩しても論理の一貫性を保てるようになります。

こうした「型」を習得したら、まずは日常的な論点(たとえば、自分が好きなものは何か? 昼ご飯は何を食べるべきか? 家族団欒の時間に相応しいのはバラエティとドラマのどちらか? とか)に即して運用を練習してみるのがおススメです。

日常的な論点につき、あまり苦労せずに運用できるようになったら、今度はもう少し抽象度を上げた論点(たとえば、読書の意義とは何か? 異文化交流に際して何が求められるか? 死刑制度に賛成か反対か? 等)に挑戦してみましょう。

そのうえで、比較的上手に運用できたものについては実際に手を動かして答案を作成します。

答案を作成することで、自分の思考を外在化させ、客観的に検証することができるようになりますし、それらを蓄積することで、自分の小論文の書き手としての成長を可視化することもできます。

 

失敗を恐れない

小論文が書けるようになるプロセスは、自転車の乗り方や逆上がりの回り方の習得と似たところがあります。

まずは上手な人の乗り方や回り方を見て、正しいやり方を頭で理解します。

しかしながら、実際にやってみるとなかなかうまくいきません。

自転車はなかなか真っ直ぐには走ってくれず、時には派手に転びます。

逆上がりもなかなか鉄棒の上までたどり着けません。

左右に振れるハンドル、狭いサドルの上でどうやってバランスを取るか、腕の力だけに頼らずどのタイミングで重心を移動させるのか。

この辺りの微妙な感覚は何度も失敗して身体で覚えるしかありません。

そして一旦うまく行くと、後は比較的安定して走れるように、あるいは、回れるようになる筈です。

小論文も同様です。

まずは小論文とはそもそもどんなものなのかを把握したうえで、正しい考え方、書き方を理解します。

しかし、それで直ちに優れた答案が書けるわけではありません。

発想のプロセス、文章化のプロセス、到るところに落とし穴が存在します。

また、受験生の数だけ、考え方や書き方の癖があります。

こうした「癖」は一通りの技術を習得できた段階では強力な武器に転化することもありますが、初学のタイミングでは「なかなか思うように書けない」要因になることが多いです。

これら有形無形のハードルに引っかかりながら(時には横転しながら)、それでもめげずに答案を作成し続けることで、ようやく小論文としての体裁の整った答案を作れるようになります。

そして、一度「いい答案」が作れると、以降の比較的安定して、一定レベル以上の答案を量産できるようになります。

そもそも書ける気がしない、途中まで書いたけれど支離滅裂になったのでやめた……。

そんなセリフを耳にしますが、これではいつまで経っても書けるようにはなりません。

やり方が分かったら、まずは書いてみましょう。

失敗を恐れる必要はありません。

というより、本番で失敗しないために、今、失敗しておきましょう。

結局のところ、それが最も効率的な(=楽に得点力を上げられる)小論文の学習法だったりもするのです。

 

リライトのススメ

小論文の答案を作成したら、セルフチェックのうえ、必要に応じて書き直しをするのがおススメです。

セルフチェックのポイントはシンプルです。

・意見を設問条件に即して述べられているか?

・意見を明確に述べられているか?

・根拠を構成する要素を、分かりやすい流れで(=論理的に)配置できているか?

・根拠を構成する要素は、反論の余地を十分に削れている(=説得力のある)ものを示せているか?

これらの観点から答案を読み返し、修正すべき点があれば修正を施して、再度答案を作成します。

基本的にはこれでひと段落です。

予備校の模試や授業で配布される「模範答案」(多くの場合は、プロ講師が時間無制限で手加減なしに書き上げたもの)とは異なり、自分の中から生まれた答案であるため、自分が実際に本番で書き得るものとして、今後の学習のヒントになります。

修正前の答案と併せて、大切にストックしておきましょう。

さらに余裕がある人は、同じ書き方を踏襲しつつ、立場やネタを換えてもう一通答案を作ってみてください。

前回は賛成の立場で書いたから今回は反対の立場を採ってみる、参考書やweb上の情報を参照しながらより詳細な具体例を盛り込んでみる、反対意見を批判せずに一部を受け入れる方向で善後策を提示してみる……等々。

折に触れこうした作業を行うことで、より柔軟に論理構造を操れるようになりますし、ネタの抽斗も充実していきます。

 

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