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小論文の書き出し


小論文の書き出し(課題型小論文編)

課題型小論文(=タイトルが与えられ、それについて自分の考えを述べるタイプの小論文)の場合、設問条件で何らかの指定がない限り、小論文の書き出しは自由です。

ただ、小論文は「読み手を惹きつける文章」ではなく、「読み手を納得させるための文章」に過ぎません。

そして、読み手を納得させるためには、

・自分の考え(=意見+根拠)を分かりやすく伝えること

・根拠(=意見の裏付けとなる情報)を多く盛り込むこと

が必要となります。

とすれば、作文の授業でしばしば要求されるような工夫を凝らした書き出しはあまりお勧めできないということになります。

それはほとんどの場合、

・自分の考えを分かりにくくする

・意見の裏付けとならない無駄な情報に字数を費やす

といった理由で、不要というよりは、むしろ、はっきりと有害です。

では、どのような書き出しであれば、

・自分の考え(=意見+根拠)を分かりやすく伝えること

・根拠(=意見の裏付けとなる情報)を多く盛り込むこと

といった趣旨に叶うのでしょうか?

そもそも、小論文の答案の諸要素の中で最も価値が高いのは、設問条件に対する回答としての、自分の意見です。

この一言を採点者に納得させるために、受験生は様々な根拠を捻り出し、論理的な構成に落とし込むことを強いられます。

以上を踏まえると、小論文における最もお勧めの書き出しは、自分の意見をシンプルに提示するということになります。

一部の参考書等では形式的に問題提起を行い、それに対する答えとして自分の意見を示すという書き方も紹介されていますが、問題提起の字数自体が勿体ないのでお勧めはできません。

 

小論文の書き出し(文章読解型小論文、表・データ分析型小論文、絵画写真鑑賞型小論文編)

課題型小論文の書き出しは、設問条件に対する回答として、自分の意見をシンプルに示すのお勧めです。

これに対して、文章読解型小論文や表・データ分析型小論文、絵画写真鑑賞型小論文の場合は、書き出しは、

文章読解型小論文: 課題文の要約

表・データ分析型小論文 表・データの分析

絵画・写真鑑賞型小論文 絵画・写真の鑑賞

とし、それに続けて自分の考え(意見+根拠)を述べるのがお勧めです。

もちろん、課題型小論文と同様に、自分の意見から書き始め、根拠のパートに課題文の要約、表・データの分析、絵画・写真の鑑賞を取り込む方法もあります。

しかし、この書き方はどこまでが自分の考えでどこからが資料から読み取った内容なのかを書き分けるのに高度な技術を必要とし、短時間で答案を作成することを強いられる入試本番ではリスクが高いため、避けた方が無難でしょう。

なお、課題文の要約、表・データの分析、絵画・写真の鑑賞の分量は、設問条件にもよりますが、制限字数の25-40%が目安となります。

それよりも分量が少なければ資料の把握が不十分とみなされる可能性があります。

一方で、それよりも分量が多いと肝心の小論文のパートに十分な字数を確保することができなくなります。
 

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