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小論文解説:慶應義塾大学法学部


問題文

慶応法学部で出題される内容は、おおまかに分けると「憲法」「法律」「民主主義」「国家」といったものである。派生的に「政治」や「文明」についても含まれるそれらの内容は、慶応に在籍する研究者の研究内容を反映しているようである。HPや論文などを少しでも見れば、どの教授が作成した問題であるのかは、すぐに予測が出来るのだ。
そのためやはり「問題文」は難解なものが多い。それらは法学に携わる者が日常において読んでいる文章なのだ。そのような難解な文章を大学入試に出す目的は、最終的には「ゼミに入ってから、議論が出来る人材になれるかどうか」ということだけであろう。与えられた文章に対して、それをどこまで受け止めて、それをどこまで利用して、自分なりの方向へと議論を展開することができるのか、といったことが見られているのだ。

 

設問

設問は「あなたの考えを1000字で述べよ」というもの。そこに「400字程度でまとめてから…」や「擁護と批判の両方を…」といった条件が付されていることもある。ただ、それらの条件が付されていても、いなくても、「書く内容」として求められていることはあまり変わらない。指定字数が1000字あれば「要約」も「批判」も検討しておくべきなのである。
その中でも特に慶応の法学部では「ソクラテス方式」という言葉がよく使われるように、「反論の想定」は必須である。反論を想定し、さらに再反論を想定し、反論に反論を重ねていくことで自己の見解を深めていくことが重要なのだ。そのような法学部の設問傾向を分析せずに解答を作成すると、見当外れな答案が作られてしまう可能性も出てくるのである。

 

合格レベル

2020年度一般選抜得点状況(慶應義塾HPより)では法学部の場合、英語(200点中平均124点)地歴(100点中平均法律学科世界史43点~政治学科日本史54点)論述(100点中47~48点)合計400点中合格最低点法律252点政治258点であり、全体として約64%の得点であればボーダーラインに達することになる。「6割5分」程度と見ておいてよいであろう。

 

対策

合格レベルの答案に達するためには、法学部の場合はまずは「問題文への慣れ」が必要となるだろう。漢語系語彙を多用した抽象度の高い文章を読むのには、ある程度の訓練をして、テクニックを身に付けておくことが有効なのだ。
次に、1000字の答案の「書き方」である。単純に「思ったこと」や「考えたこと」を書き連ねるだけでは小論文としては成立しない。問題文を土台として、どのように自己の意見へとスムーズに論を展開していくのか。その構成を練ってから書きはじめないと、ズレや矛盾が生じてしまい、時間のロスにもつながるのである。
そして最後に、法学部系の基礎的な「知識」や「思考力」といったものが重要となってくる。もちろん秀でた読解力と文章力が備わっていれば、それだけで解ける問題もある。が、明示されてはいないが法学部の場合、出題内容や設問の意図に毎年ほぼ同じような「傾向」が読み取れるのだ。それならば、最低限度の「知識」は覚えておいても悪くないのではないか。
 

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