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小論文解説:慶應義塾大学環境情報学部


問題

総合政策学部と同じく、慶應義塾大学環境情報学部では一般的な「小論文」とは異なる形の小論文が出題される。たとえば「絵画(のようなもの)」から物語を創作したり、資料に適した「魅力的な表題」を考えさせられたり、数式で自己の見解を示すことを求められたり、というものである。2021年度の問題では計算などの小問と、「不条理を解決するアイディア」を記す設問だけが課されていた。そこでは資料やデータ、または漫画や写真といったものも、与えられてはいなかったのだ。それまでは、SFCの問題は、10~20ページにも及ぶものであったのである。
そのような突発的な「出題傾向の変化」には、環境情報学部の意図というものが反映されている。「環境情報学部」を志望していれば、ある程度はSFCについて調べており、そうであれば「出題傾向の変化」が起きる可能性についても予測できるようになっているのだ。
さらに2018年度や2021年度の問題に見られる突発的な「出題傾向の変化」についても、環境情報学部について調べていればそれが「変化」ではないことにも気付くのである。様々なコミュニケーションツールを通して出題者(SFC教授)が伝える情報を正確に汲み取っていれば、環境情報学部の表面的ではない「傾向」も、その対策方法も、おのずと見えてくるのである。

 

設問

環境情報学部の場合、基本的には「問題発見・問題解決」のうち、「問題解決」に重点が置かれている。そしてその「解決方法」は、近未来的な科学技術の発達によって実現される方法が多い。まずはこの点を、問題文と設問文から読み取らなければ、環境情報学部の小論文では勝負が出来ないのである。
ただ、ここで「科学技術」というものに注目して、単純に、細かな技術論ばかりをしていては意味がないのだ。設問でブロックチェーンやAIロボットに関する内容面での知識が求められるということはないのである。
次に環境情報学部も、総合政策学部と同じく設問は「全部で一問」と理解しておいてほしい。表紙の次ページにある文章から、問題冊子の最後のページまで含めて「一問」なのである。そしてそこに詰め込まれた情報にはすべて必ず「意図」が備わっている。その「意図」を察してから設問の内容を理解し、整理していかないと、的確な解答は作れないのだ。
そのため環境情報学部では「知識重視の解答作成」というよりは、「アイディア重視の解答作成」が優先される。それは「最先端の科学技術用語」を知っているだけでは解けないように、設計されているのである。

 

合格レベル

2020年度一般選抜得点状況(慶應義塾HPより)では環境情報学部の場合、数学・情報・外国語(200点)小論文(200点)合計400点であり、合格最低点が246点となっている。約6割であるが、例年の傾向からも6~7割の点数でボーダーラインといったところであろう。8割前後(300点)も取れれば「確実」である。240~280点(6~7割)にどれだけ加点できるかで、ボーダーラインの安全性も分かれてくるのだ。

 

対策

合格レベルの答案に達するためにすべきことであるが、環境情報学部も総合政策学部と同様に、まずは英語か数学の「確実に取れる点数」を決めておくことである。英語や数学を軸として、小論文にどれだけ時間を費やせるかを考えて、計画を立てる。その上で、環境情報学部の小論文における対策で有効なものは「アイディア創出」のためのフレームワークを作成していくことであろう。
「なんとなく」でアイディアを出そうとするとそれは「空想」となってしまうことが多い。そうではなくて、論理的思考によって導き出される「アイディア」が、小論文では望まれている。「アイディア創出」は、教えることも、学ぶことも、向上させることも、スピードを早めることも、出来るのである。そこで、自分の得意な方法(フレームワーク)を自分のやりたい研究分野に基づいて、形成していく。どの練習を過去問や類似問題を使って積むことで、次第にどのような問題が出ても解けるようになり、小論文の点数も徐々に上がっていくのである。

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