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小論文解説:群馬大学 医学部保健学科[前期/後期] 一般選抜

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群馬大学 医学部保健学科[前期/後期] 小論文の概要と傾向

試験の概要

出題形式:
【小論文Ⅰ(90分)】
日本語:課題文読解型小論文 読解・要約問題4問
英語:課題文読解型小論文 読解・要約問題5問

【小論文Ⅱ(90分)】
-課題文読解型小論文 および 表データ読み取り問題
-大問3問構成 全10問前後
-小問は読解、要約、計算、意見提示問題
-いずれも数十字~200字程度

配点割合:
-個別学力試験(小論文):450点
-共通テスト
5教科7科目(900点満点)
国語:200点
数学(数IA必須、数IIB・簿記・情報から1,計2科目):200点
理科:物・化・生から2科目:200点 ※理科は、基礎科目の選択不可
外国語(英・独・仏・中・韓から1科目、リスニングあり):200点(うちリスニング40点)
■地歴・公民から1科目選択
地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):100点
公民(現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択):100点

出題の傾向

難易度:
【小論文Ⅰ】易
【小論文Ⅱ】並

小論文Ⅰと小論文Ⅱでは評価される能力が明確に異なる。小論文Ⅰでは、日本語と英語の文章読解力、小論文Ⅱでは、課題文および図表の正しい理解をもとにした応用力と意見提示の力が評価の対象となる。総合して、小論文Ⅰよりも小論文Ⅱのほうがやや難易度が高い。

小論文Ⅰ:日本語の大問では社会科学系、英語の大問では人文科学系の課題文が課される。課題文の分量はともにA4で1~2枚程度、設問の難易度も高くないが、読解問題の字数がタイトな傾向にあるため、指定字数内に必要な情報をコンパクトにまとめる力が求められる。

小論文Ⅱ:図表やグラフを含む社会科学系の課題文が3つ提示され、各課題文につき3~4問程度の小問が出題される。図表の読み取りおよび計算問題は必ず1問以上課されるため、これらに慣れておく必要がある。加えて、課題文の正確な読解に基づく論述や意見提示が100字から200字程度で出題されるため、限られた時間内で的確に要旨や計算式を理解し応用する力と、主張+根拠+説明を展開し意見を表す力の両方が求められる。

 

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