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小論文解説:上智大学総合人間科学部社会福祉学科(公募推薦)

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問題文

上智大学社会福祉学科の場合、問題文の出題形式に固定された「傾向」なはい。文章が数行だけの課題型小論文が出されることもあれば、長文の添えられた文章読解型小論文が出される年もある。表・データ分析型小論文も数年に一回は出題される。
そのように、決まった型はないのであるが、「内容」の面では一貫している。そこには常に「社会福祉」に関することが載せられているのである。たとえば課題型小論文の場合は「高校生とボランティア」について自由に記述することが求められたり、文章読解型の場合は「世代を超えた貧困問題」に関する長文が出されたり、表・データ型の小論文では「合計特殊出生率」の図表が載せられたりする。年度によってどのような形式の問題であるのかは異なるのであるが、その内容は一貫して「福祉」となっているのである。
その「福祉」の中でも、日常生活で知ることの出来る範囲という意味での「常識」よりも、一歩踏み込んだ「大学一年生で習う程度の専門的な内容」が狙われる傾向にある。これは「一般選抜入試」との差別化をしたいためであろう。または上智の社会福祉を第一志望とする者に来てもらいたいために、そのようにしているのかもしれない。

 

設問

問題文の形式は年度によって異なるのであるが、上智の社会福祉学科の「設問」には決まった「傾向」がある。それは「現状の説明」「解決策の提示」が出されることが多い、というものである。たとえば「日本社会は現在どのような状況であり、それは社会福祉の観点からどのように是正できるのか」といったものか、または「日本の福祉政策にはどのような欠点があり、それはどうすれば改善できるのか」といった設問が典型である。
このような設問要求に対し、一般的な高校生だとしたら、自分なりの意見はなかなか書けないであろう。優れた考察力が備わっていても、初見では「稚拙な答案」しか作成できないことと思われる。上智の社会福祉学科では、社会福祉に関心を持ち、時事的な事柄を調べ、小論文の練習を積んでおくことが望まれているのである。逆にこれは、少しでも「知識の補充」や「過去問の解法」を心得ていれば、「解きやすい問題」に変わるという特徴を持っている。

 

合格レベル

自己推薦書とレポート課題、面接(プレゼンテーション)とともに判定される。社会福祉学科は2014年が2.0倍、2015年が1.4倍、2018年が2.1倍、2021年が1.7倍という倍率であり、基本的には「2倍弱」の志願者数と言えるだろう。そのような場合は「平均点=ボーダーライン」と考えてもよい。すると、準備不足の者や入試本番でミスをする者がいることを想定すると、まずは「ミスをしない」ことがボーダーラインに達する最重要項目となってくる。そこから「設問要求に忠実な解答作成」や「具体例の詳細さ」「論の展開の適切さ」といった点の到達度により、差異化がなされてくるのである。

 

対策

上智大学社会福祉学科の小論文は、他大学や他学部と比べて要求される「知識」の幅が広がってくるのかもしれない。「一つのことを深く調べる」といった「知識」ではなく、「社会福祉全般」に関する「知識」が必要なのだ。「論の深さ」に関しては、「考察力」で補えるような問題・設問となっているのである。
その「知識の幅」について気を付けるのは、「日本だけではない」ということであろう。ヨーロッパではどうなっているのか。アフリカでは、どうなのか。そのような広い視野での「世界の動き」から、たとえば「スウェーデンの育児休暇は…」とか「マラウイ共和国における医療施設は…」などといった福祉の分野で目立った世界の動向まで、日ごろから注目しておくべきであろう。
 

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