米国トップスクールへの留学
各種の大学ランキングで残念ながら日本の大学がベスト10に入ることはほとんどない。英国Times Higher Educationのランキング(2016-2017年度版)では日本の大学の中での最高位の東大が39位、同じく英国Quacquarelli Symondsのランキング(2016-2017年度版)ではやはり最高位の東大が34位という結果になっている。中国の上海交通大学の発表するアカデミックランキング(ARWU2016)でも日本勢トップの東大は20位だ。いずれのランキングでもベスト10の半分以上、ARWUにおいては8校まで米国の大学が占めている。大学ごとに目指すところは違うし学びの内容や分野も大きく異なる中、総合的な順位を付けること自体に無理があると思うが、世界での評判や出身者の活躍を見ると米国の名門大学が上位にランクされるということに違和感はない。
ランキングが高いから日本の大学より米国の大学に行く方がいいかというとそう簡単でもない。英語より日本語の方が得意な場合はまず日本の大学で教養や基礎的な部分を身に付ける方が効率的だ。卒業後日本で仕事をしていくつもりであれば日本の大学での学びの方が活かしやすい。さらにこれが一番大事なことだと思うが出身大学は自分のアイデンティティに大きく影響する。もちろん米国の大学を出たからといって日本人としてのアイデンティティが失われるわけではないが、同じ日本人でも米国の大学を卒業しているか、日本の大学を卒業しているかで、日本においても海外においても、どのような印象を持たれるかは大きく変わってくる。将来海外で活躍しようと思っているのであればなおさら日本の大学出身であることが他の人との差別化につながる。
一方で米国のトップスクールに留学することのメリットも大きい。勉学をする場として最高の環境を手に入れることになる。周りの学生の学業に対する意識が日本の大学生より高く、勉学に励みやすい。入学する時点で大学での授業についていくためのハイレベルな英語力が要求されるが4年間の学びを通してその語学力はさらに強固なものになる。世界的な知名度があるのでどこに行っても一定の評価と信頼を得られる。日本の文化に加えて米国の文化を実体験として自分のものにできる。
今現在ハーバード大学やスタンフォード大学に留学する日本人はほとんどいないとそれぞれの大学関係者に聞いた。日本の大学、米国の大学それぞれにメリット、デメリットがあり、一概にどちらかを強く薦めることはしないが、もし米国のトップスクールへの留学を希望する高校生がいればそのチャレンジを心より応援したい。そう考えて洋々でも米国トップスクール留学準備のための講座を設定した。すべての人に薦めるわけではないため選抜制にしているが条件を満たしてチャレンジしたいという高校生を全面的にサポートする講座になっている。日本の大学との併願も可能だし、これから日本と米国の大学の両方を視野に入れて準備したいという人も歓迎だ。トップ・オブ・トップを目指す高校生には是非検討してもらいたい。
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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。