コンピュータプログラムのコードを書いていて、より効率的な方法があることを知ったときにもっと早く知っていればよかった、ということはよくある。ほんの少しのことを知るだけでコードを書く時間が半減したり、書いたプログラムの実行スピードが倍になったりする。もっと早く知っていたらこれまでのプログラムの作成にそこまで時間はかからなかっただろうし、コードがもっときれいに書けて改変するのも簡単だったろうに、と思ってしまう。 だからといって初めに大事なことを一通り習った上でコードを書けばよいかというとそれも簡単では [→続きを読む]

何事も成果を上げることは簡単ではない。3年間きつい練習を積み重ねて大会に臨んでも1回戦で負けることもある。毎日数百回素振りを続けていても大事な試合で打てるとは限らない。問題集を何周回していても試験本番では解法が思いつかないかもしれない。こつこつ語学の勉強を続けていても流暢に話せるようになる保証はない。そのくらいならまだいいかもしれないが、たとえば一生かけて一つのことを研究し続けても大した発見ができないこともある。国民が注目するような重大事件に対して10年、20年懸命に捜査しても未解決のままのこと [→続きを読む]

新年おめでとうございます。 今年も受講生のよりよいサポートの実現を目指し、大胆かつ細心にやるべきことを実行していきたいと思います。 2025年も何卒よろしくお願い申し上げます。

洋々が渋谷に移ってきてから10年目の今年、お陰様で受講生の数は順調に増え、年間の個別指導の実施回数は過去最高を記録した。コロナ禍が収まってもオンラインで実施するサポートの割合は一定の水準より下がらないままではあるが、それでも全体が増えた分、渋谷で実施するサポートの数は増え、今年は夏前に従来の渋谷本校、渋谷アネックスに加えて青山別館をオープンして個別指導のブースを拡充した。また、6年ぶりに夏秋の繁忙期に水曜日と祝日も校舎を開放し、多くの受講生を迎えることができた。 受講生が増え、受験校の多様化が進 [→続きを読む]

今年は高校で新しい学習指導要領の下で授業を受けてきた生徒が初めて受験学年になっている。すでに実施されている総合型選抜や学校推薦型選抜について昨年から大きく変わった印象はないが、東京大学を始めとする国立大学の多くが共通テストで「情報I」を必須とするなど一般選抜の教科・科目は再編成されている。2025年1月に行われる共通テストの出願者数は49.5万人と7年ぶりに増加した。現役生の中で共通テストに出願した人の割合は45.5%で前身のセンター試験も含めて過去最高だという。 大学受験の中で総合型選抜の占め [→続きを読む]

これまで総合型選抜に取り組んできたけれどいい結果を出せなかった人が今から一般選抜の準備をするというと無謀に見えるかもしれない。確かに今から本番までの3か月弱という時間は一般的な受験準備と比べてかなり短い。他の人が1年以上かけて大学受験用の塾に通ったり、夏休みの間に毎日1日中勉強したりしていたのに比べて圧倒的に時間が足りないように感じるかもしれない。ただ、塾に通っていた人がそれだけでできるようになるわけではないし、結局は自分でやらなければいけない中、1年を通して集中して効果的に取り組めている人は意 [→続きを読む]

文部科学省の進めるGIGAスクール構想やコロナ禍の影響で教育の現場でのICT機器の利用が進んでいる。文科省が先月発表した資料によれば小中高の児童生徒1人あたりの学習者用コンピュータ台数は1人あたり1.1台になり普通教室における無線LANの整備率は96%まで進んでいる。文科省はGIGAスクール構想で「我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す」ことを掲げ、ICTの活用の例としてインターネットを活用した調べ学習や写真・音声・動画等を用いた多 [→続きを読む]