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もう秋分だというのに数日前油蝉の鳴き声を聞いた。残暑が続くために地上に出てきてしまうのだろうか?考えてみると蝉の幼虫があるタイミングで土の中から出てきてさらにもともと自分の体だった殻を破って外界に飛んでいくというのはなかなか理解しがたい。今までずっと地中にいたのにある日突然むずむずして外に出たくなるのだろうか? 現代を生きる人間は生まれてから大人になるまでに多くのことを親や学校の先生、あるいは、友人から明示的に学ぶ。だから逆にそういう学ぶ機会がなければ何もわからなかったのではないかと思ってしまう [→続きを読む]

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病気で体の調子が悪いとき、たとえば、体のどこかが痛いときに睡眠をとると夢をみる。たとえば足に鈍痛があるとき、足の上にかけてある布団が重くてそれをどうしても払いのけられないというような夢を見る。場合によっては、寝言で掛け布団を払いのけてほしい、と言うこともあるかもしれないが、それでは周りの人に言いたいことは伝わらない。 感じていることの原因がわからず、周りの人に正しいことを伝えられないのは、寝ぼけているときだけではない。人はそのときの心の状態によって言うことが変わる。いらいらしていると本心で思って [→続きを読む]

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最近山口県の萩に行く機会があった。萩は海もきれいだが、やはりその町並みが美しい。広い範囲に渡り、江戸時代を思わせる長い塀のある家が並ぶ。当時の豪商である菊屋家の家の中に入ってみたがこんな家に一度住んでみたいと思った。当時の生活を想像し、そんな生活も悪くないと思った。 もちろん現代の生活に慣れた我々にとって江戸時代の生活は心地のよいところばかりではないだろう。エアコンのない時点で耐えられないかもしれない。洗濯機もないし、冷蔵庫もない。もちろんテレビもラジオもない。パソコンやスマホなんて以ての外。そ [→続きを読む]

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忙しい日が続くと休みたくなる。いろいろやるべきことを実現できないのは時間がないからだと思うようになる。 以前勤めていた職場で別の部署の人にお願いした仕事があって何度も確認しにいくのだがいつも「今忙しいからもう少し落ち着いたらやる」と言って先延ばしにされるということがあった。なかなか埒が明かないので、忙しくなくなる時期を予め聞いておいて、その時期に再度確認に行くことにした。その時期が来て、その人のオフィスに行くと確かに少しリラックスした雰囲気になっていた。それで、以前からお願いしていた仕事の件につ [→続きを読む]

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複雑なものの仕組みを理解しようとするとき、分からない部分を中の見えないブラックボックスとしてまとめて、その中身を無視することによって、全体像を捉える、というのは賢いやり方である。ブラックボックスの中身の構造はわからなくてもどういう入力をするとどういう出力があるか、を理解すれば、全体の仕組みを理解できる。細かいところを気にしすぎていてはいつまでたっても全体がわからない。自動車の仕組み大まかに知ろうと思ったら初めはエンジンをブラックボックスとしてとらえておけばよい。エンジンの原理を知らなくてもその入 [→続きを読む]

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以前からしないように気をつけてはいるが、気を抜くと未だにしてしまいそうになることがある。自己正当化である。小学生が「僕悪くないもん」と言うのと同じように大人も「自分は悪くない」と考えようとする。より大きな問題は、自分が悪くないと他の人を説得しようとすることよりも、自分自身を説得しようとしてしまうことだ。自分自身への説得の仕方は子供の頃よりむしろ巧妙になっているかもしれない。何かうまくいかないことがあったときに誰のせいにするわけでもないが自分としてはベストを尽くしてそれ以上やりようがなかったと思っ [→続きを読む]

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子どもの頃、世の中はもっと安定しているものだと考えていた。親や先生は正しくて、いろいろなことがかちっと決まっていると思っていた。時代の違いもあるがそれだけではない。いろいろなことを知るにつれて実際は人間が不安定な世界に生きていることを理解するようになる。ずっと前からそこにある安定した存在だと思っていたものや事柄が実はまだ完全には信頼できない不安定なものだと知る。 世の中に理論と呼ばれているものは数多くあるがその大半は実は仮説である。事象から帰納的に導かれた理論はすべて仮説といってよい。厳密で正し [→続きを読む]

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