迷走する大学入試改革 今年の教育や学びに関連する話題として真っ先に挙がるのはやはり大学入試改革の迷走だろう。英語民間試験活用について、元々反対する意見も多い中、6月には一旦日程や方針が固まり、共通IDを11月から発行する手筈も整っていたが、文部科学大臣の不適切な発言が引き金になり、11月1日に急遽「大学入試英語成績提供システム」の導入見送りが決まった。その影響でもう一つの目玉であった、大学入学共通テストにおける国語と数学の記述式問題の採用についても雲行きが怪しくなり、こちらも今月ついに見送りが正 [→続きを読む]