今月初めに日本経済新聞に「中小企業融資『経営者保証』を制限へ」という記事が掲載された。金融庁が2023年から金融機関の中小企業向け融資で「経営者保証」を制限するとのこと。現状、中小企業が金融機関から融資を受けようとすると「経営者保証」が求められることがほとんどだ。「経営者保証」を受け入れると企業が融資を受けてそれを返済できないときに経営者個人が肩代わりして返済しなければいけないということになる。 金融機関としては貸したお金は必ず回収する、というのは当然のことだ。金融機関が融資するのは基本的に自社 [→続きを読む]