今年はいよいよ東京大学の推薦入試と京都大学の特色入試が始まった。慶應湘南藤沢キャンパス(SFC)で1990年にAO入試での募集が始まってから25年になる今年は日本の大学受験において節目となる年になるかもしれない。まだまだ人数自体は少ないし、これまでの後期試験同様マイナーな存在で終わる可能性もなくはないが、今年、国公立大のAO推薦入試の実施大学数が過去最高となったり、国立大学協会がAO推薦入試の割合を入学定員の3割に拡大する方向で改革を推進するという話もあったりして、今後の10年で大きく変わってい [→続きを読む]

今年、洋々では渋谷本校を新設し、それまで三つあった校舎を一つに統合した。横浜、池袋、秋葉原の校舎の方が近い既存の受講生には通学の負担を強いることになり、また、新規の受講生がどれくらい来てくれるかも読み切れず、かなり迷った末の決断だったが、結果として統合はよい判断だったと思っている。まず当然のことながら日々のオペレーションがシンプルになり全体の仕事に占めるオペレーション業務の割合が減りその分受講生のために費やすことのできる時間が増えた。洋々メンバーが一か所に集まった効果もありいつでも誰かが質問や相 [→続きを読む]

ゲーム理論の「囚人のジレンマ」は、お互い協力しあうよりも自分だけが裏切る方が得をするという局面で、お互いに裏切りを選ぶと、結局、協力しあうときよりも両者が損をする、というジレンマである。相手が裏切る場合、裏切らない場合、どちらの場合でも自分が裏切った方が得になるため合理的に考えると裏切りを選ぶことになるが、双方が裏切りを選ぶと、双方が協力する場合より、どちらも損をする、というところにジレンマがある。 取引が1回だけの場合は裏切りが合理的な選択肢になるが今後も取引が何度も続く場合には裏切り続けるこ [→続きを読む]

東芝が不適切会計の問題を今年の4月に公表してから半年以上経つが、未だに連日のように新聞の紙面を賑わせている。株主が東芝に対して集団訴訟を起こすという話がある一方で、東芝自体が旧経営陣に対して損害賠償請求訴訟を起こすという話もある。昨日の日本経済新聞1面の記事によれば、証券取引等監視委員会が行政処分として、東芝に対する課徴金は70億円を超え過去最高額となる見込みとのこと。第三者委員会の調査では利益至上主義の経営陣が社内で圧力をかけ過ぎたことが不適切会計を招いたとしていて、報道もだいたいそれに沿った [→続きを読む]

米グーグル社が電撃的に持ち株会社アルファベットの設立を発表してから2ヶ月経つが未だに「グーグルの持ち株会社」という枕詞がないと何の会社なのかすぐには思いだせない。グーグルの親会社の名前を述べよ、というようにテストされたらおそらく思いだせるが「アルファベット」という名前はまだ自分の頭の中ですっきりとは収まっていない。今までのグーグル社の大きな部分をアルファベットA-ZのGに過ぎないものにしてしまうというのは、これだけ巨大な企業になった今でも、さらなる成長を目指してリスクを取って挑戦する姿勢を示して [→続きを読む]

消費税増税に伴い飲食料品にかかる消費税の扱いについて議論されている。通常の税率で一度支払った後に申請すれば払い戻すという還付金制度案が後退したのはよかったが別の案もなんだか複雑でわかりにくい。いっそのこと年金も健康保険も子ども手当も生活保護も消費税もすべて合わせて国民全員に一律支給するベーシックインカムのような制度がよいのではと思ってしまう。洋々が法人として支払う税金も支払い先が地方自治体だったり国だったり種類がいろいろあったりで社会保険も含めるとても煩雑でストレスフルだ。税金と社会保険をまとめ [→続きを読む]

残念ながら生放送では見られなかったが結果を知った後、録画放送でラグビー日本代表の対南アフリカの試合を観た。優勝候補の一角である南アフリカに対して終始リードを許しながらも食い下がり最後の最後で逆転のトライを決めて番狂わせを演じたゲームは感動ものだった。29対29の同点のまま試合時間残り10分を切ったところで得たペナルティによるチャンスでトライを狙わずにPGで確実に3点を取りにいった南アフリカと、試合終了直前にPGではなくリスクを取ってトライを狙いにいった日本との差が象徴的だった。 日本代表のメンバ [→続きを読む]

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