舛添都知事がついに辞職に追い込まれた。政治資金の使い方について公私混同甚だしくあまり見栄えのいいものではないと思っていたし、使い道を制限するための何らかの仕組みが必要だと思っていたが辞職するような問題ではないと思っていた。「違法ではないが不適切」な部分については寄付の形で返金するとのことだったし、今後についてもこれだけ大きな騒ぎになれば少なくとも舛添氏が都知事を務めている間は政治資金の使い道について報道機関や都民が逐一チェックしていくだろうから流石の舛添氏も使い方について慎重にならざるを得なかっ [→続きを読む]

洋々では大学受験や就職活動で課される面接で自分のことをしっかり伝えるためのサポートを実施しているがいずれの場合も想定問答集のようなものは作らない。1問1答形式で準備していても想定した通りの質問が来るとは限らないし、仮に想定していた質問をされたとしても覚えている回答を伝えるだけだとコミュニケーションがぎこちなくなり却ってマイナスの評価を受けかねない。面接官とスムーズなコミュニケーションを取るためには点で準備するのではなく面で準備する必要がある。1つ1つの質問の回答をたくさん考えておくというよりは自 [→続きを読む]

洋々では原則として個別指導でのサポートを行っているが折々に受講生を集めてアクティブラーニングの場を提供している。自分のアウトプットに対してフィードバックをもらうという意味では個別指導が最も効率的で効果的だと考えているが「刺激」という意味では個別指導では不十分なことがある。自分の発言に対して周りの受講生やプロフェッショナルから質問や意見をもらったり賛成あるいは反対されて刺激を受けることによって、もっと頑張ろう、もっと知識を身につけよう、と思ってもらえたら嬉しい。洋々では毎月受講生向けにワールドカフ [→続きを読む]

2020年度から小中学校でプログラミングを必修科目にするという動きがあり、政府の新成長戦略にも盛り込まれている。コンピュータに興味を持った子どもが手軽にプログラミングを学べるような環境を整えるのはとてもいいことだと思う一方で小中学校ですべての子どもに一律のカリキュラムでプログラミングを学ばせる必要性はあまり感じない。 コンピュータに関連する技術は第二次世界大戦前後から急速に進歩し続けていて、20世紀末から21世紀初頭にかけてのインターネットの爆発的な普及も経て、今後もITの発展の勢いはとどまりそ [→続きを読む]

イギリスの作家のジェフリー・アーチャーの小説が好きで今まで出版されたものはすべて読んでいる。2月にクリフトン年代記というシリーズの6巻目「Cometh the Hour」が発売されてAmazonのKindleで読んだ。翻訳されるのを待てずに原書を読むようになったがペーパーバックが出るのも待てずKindleで読むようになった。クリフトン年代記は1年に1冊のペースで出版されているので約1年ぶりにクリフトン家の世界に戻ったことになる。読み始めるときは誰だっけ?というようになる登場人物もいるのだが読み進 [→続きを読む]

洋々は大学受験、高校受験の準備のための講座を提供しており、一般的には「塾」として認識されることが多い。受験での合格を目指して入会される人がほとんどなので合格実績についてもよく聞かれる。しかし、洋々では創立以来ポリシーとして合格者数、合格率について一切公表していない。数字で示すことは一見わかりやすいように見えるが、その内容を明らかにせずに数字だけを出すとむしろ大きな誤解を生む可能性の方が高いと考えている。 塾・予備校に入る時点での能力は人によって大きく異なる。すでに学力が高い状態で来る人もいればそ [→続きを読む]

「勉強」というと教科書を読んだり問題集を解いたりというイメージがあるが「知見を高め(知識を深め)たり時間を有効に使ったり単位・資格を取得したりするために、今まで持っていなかった、学力・能力や技術を身につけること」(新明解国語辞典)という意味で考えるともっといろいろなやり方があっていい。今まで10年以上仕事としてWeb上でのトレーニングや洋々での対面での受験サポートに携わってきてそれなりに「勉強」についての知見を蓄積してきたつもりだがまだまだいろいろな可能性があると思っている。 「勉強」といえば教 [→続きを読む]