センター試験に代えて2020年度に導入予定の新テストについて残された時間が少なりつつある中、議論がますます活発になってきた。今年は新テストの内容が徐々に具体化していったが、それに伴い批判の声も高まり現時点でどのような方向になるかはまだ見えない。2月に物理と世界史、11月に国語記述式の問題案が示された。「課題山積」なのは記述式だ。国語の記述式問題は各大学が採点する高難度の80字超の問題と大学入試センターが採点する80字以下の2種類の問題案が提示されたが、採点の効率や統一性を確保するためか、中途半端 [→続きを読む]