東芝が不適切会計の問題を今年の4月に公表してから半年以上経つが、未だに連日のように新聞の紙面を賑わせている。株主が東芝に対して集団訴訟を起こすという話がある一方で、東芝自体が旧経営陣に対して損害賠償請求訴訟を起こすという話もある。昨日の日本経済新聞1面の記事によれば、証券取引等監視委員会が行政処分として、東芝に対する課徴金は70億円を超え過去最高額となる見込みとのこと。第三者委員会の調査では利益至上主義の経営陣が社内で圧力をかけ過ぎたことが不適切会計を招いたとしていて、報道もだいたいそれに沿った [→続きを読む]