2009年の衆議院議員選挙で民主党が圧勝して政権交代を果たしたときにはいよいよ日本にも二大政党制が定着するのかと思ったが、2012年に自公連立政権が成立して以来、旧民主党を中心とする野党が離合集散を繰り返し、政権交代の受け皿としては安定感を欠く。今のままだと現政権に不満を持ったとしても政権を交代させることには不安を覚えるという人も少なくないのではないかと思う。アメリカやイギリスのように二大政党制が根付いていると野党の政権運営能力が論点になることはあまりなく、国民が現政権に不満を持つ場合は政権交代 [→続きを読む]
