テレワーク態勢の中での気付き
昨日の緊急事態宣言の全面解除を受け、洋々でも今後徐々に渋谷本校の機能を戻していく予定だ。現在、すべての業務をテレワークで行っているが、6月1日以降、一部の機能を渋谷本校に戻す。転送中のオフィスの電話も6月からは原則オフィスで取るようにする。ただ、当面の間は感染リスクがなくなるわけではなく、まだ安心できる状況ではないので、少なくとも6月半ばまではサポート(個別指導)や個別相談はSkypeやZoomを使って遠隔で行うことを続ける。
4月9日から1か月半、完全テレワーク態勢で業務を続ける中で気付いたことも多い。まずはオンラインだけでも洋々の価値を出すことは十分可能だということだ。元々完全個別指導でオンラインに乗せやすいということもあり、大きな混乱なくすべてのサポートを遠隔指導に移行できた。私自身もこの期間、多くの受講生に対してSkypeを通して「GMガイダンス」を実施してきたが通信の問題等を感じることはほとんどなかった。お互いマスクをして気を遣いながら校舎のブースで実施するのとどちらがよいかは正直判断が難しいところだ。この期間はワールドカフェ、バトルロイヤルといった通常渋谷本校で行っていた受講生が集まってのイベントもオンラインで行った。集団でのイベントは対面と同じようにとはいかないが全員の顔を見ながら話せたり首都圏外の受講生が参加出来たりとオンラインならではのいい面も少なくない。説明会もオンラインで行ったが自宅で視聴できるだけでなくパワーポイントの資料が見やすいというメリットもありそうだ。
自分自身の働き方についてもいろいろな発見があった。在宅勤務でも思ったよりメリハリをつけて仕事をすることができると思ったのもその一つだ。元々、家でも仕事をすることが多かったので、自宅が仕事場になったらきりなく(だらだらと)仕事するようになるのではと多少なりとも心配をしていたが、意外とその日の勤務終了後にあっさり仕事から離れられる。ただ、これまで通勤に使っていた時間を有効に使えている自信はない。むしろ、通勤中、英語でニュースを聞いたり、本を読んだり、とインプットの時間に使っていた時間がそのまま失われた感覚がある。運動不足にならないように歩くようにしているがこれも渋谷まで通勤していたときの運動量には達していないように思う。
すべてオンラインでもいけるという感覚はあるが、対面で行った方がよいところもあり、両方のよいところをうまく混ぜ合わせることができれば、さらに質の高いサービスが提供できるはず。徐々に渋谷本校の機能を戻しつつも、完全テレワーク態勢の中で気付いてきたことを最大限活かして、緊急事態宣言前よりも、緊急事態宣言中よりも質の高いサービスを目指していきたい。
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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。