洋々では数年前から大学入試改革を視野に知見を蓄積し準備を進めてきたが、今年はいよいよ入試改革初年度となる2021年度入試の受験生を迎えサポートを本格化した。10月からは特に早慶に絞る形で2021年度入試について解説する説明会も月に数回のペースで開催し、すでに多くの受験生と保護者の皆様にお越しいただいた(年明けも引き続き開催する予定です)。大学入試英語成績提供システムの採用や共通テストにおける国語と数学の記述式が見送られることになり迷走が続く大学入試改革だが、早慶を始めとする私立大学では一般入試も [→続きを読む]

迷走する大学入試改革 今年の教育や学びに関連する話題として真っ先に挙がるのはやはり大学入試改革の迷走だろう。英語民間試験活用について、元々反対する意見も多い中、6月には一旦日程や方針が固まり、共通IDを11月から発行する手筈も整っていたが、文部科学大臣の不適切な発言が引き金になり、11月1日に急遽「大学入試英語成績提供システム」の導入見送りが決まった。その影響でもう一つの目玉であった、大学入学共通テストにおける国語と数学の記述式問題の採用についても雲行きが怪しくなり、こちらも今月ついに見送りが正 [→続きを読む]

洋々では大学受験および高校受験のグループ討論対策を行っている。こちらで提示したテーマについて受講生同士で議論をしてもらい、改善すべき点をフィードバックする。グループ討論においてはいかにそのグループに対して価値を出すか、ということが大事だが、価値の出し方にはいろいろな形がある。たとえば、他のメンバーとは異なる新しい視点を提示することで議論の幅を広げることができれば価値のある発言と言える。どちらかと言えば他の人の意見を批判するよりもそれをうまく活用してさらに自分の意見を加えて議論を盛り上げる方が価値 [→続きを読む]

大臣の不用意な発言に続いて英語外部資格の利用が急遽中止になってから連日話題になっている2021年度入試改革であるが元々あまり評判はよくなかった。大学入学共通テストにおける国語や数学の記述式は採点の精度を不安視する人が多く、中止になった英語外部資格の利用も公平性を疑う声が多かった。私は国語や数学の記述式も英語外部資格の利用も、「改革」を形として残すためだけに行われているのではないかと疑いたくなるような中途半端なものになっていて、手間のコストと比較してメリットが小さく、大学入試センター主導でやる必要 [→続きを読む]

入学試験でも定期試験でも学科のペーパーテストはその事柄についてどれだけ分かっているかを評価するためのものだが、「分かっている」かどうかを判断するのは案外難しい。小学生のときに、日本が19世紀後半に列強と結んだ不平等条約に関連して、「関税自主権」や「治外法権」という言葉を覚え、試験でも感じで書けるようになっていたがそれが何を意味するのか本当はよく分かっていなかった。試験で正解できるからといってそれを理解しているとは限らない。試験で正解をもらうと自分でも分かっている気になるが、後でより深く知ることに [→続きを読む]

高2の10月といえばそろそろ高校卒業後の進路を意識し始める時期だ。大学進学を考えている場合は志望校や学部について具体的に考え始める人も多くなる。現高2生は大学入試改革の初年度に当たるから例年以上にたくさん考えなければいけないことがある。その大学入試改革の内容が今一つ定まらない。当初の大胆な改革の構想からだいぶ変更の内容が縮小された感のある入試改革だが、その中で残った数少ない目玉である、大学入学共通テストにおける国語の記述式と英語外部検定の扱いに未だに不透明なところが残っている。 国語の記述式は今 [→続きを読む]

日本が初戦でロシアを破り盛り上がっている、日本開催のラグビーワールドカップ。勝ち点の付き方がちょっと変わっている。勝ちが4、引き分けが2なのはいいが、それに加えて4トライ以上で1、 7点差以内の負けに1、加算されるルールになっている。元々ゲームのスコアもトライが5点、コンバージョンゴールが2点、ペナルティゴールやドロップゴールが3点と他の多くの球技と比べて複雑なので、それと整合性が取れているといえば取れているのかもしれない。個人的には勝ち点を複雑にすることでどの国が決勝トーナメントに進めるのかが [→続きを読む]

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