将来像を描く


就活でも大学受験のAO推薦入試でも志望動機や志望理由を考えるときに時間軸を念頭に置くと整理しやすい。まず今までやってきたことや考えてきたことがあって、それを経て今関心を抱いていることがあって、その延長上に将来実現したいことがあって、そのための次のステップとして、その企業や大学でやりたいことがある、だからそこを志望する、という感じだ。特に自分の過去からつながる将来像を明確に示すことでなぜ次にそこに行きたいのかを伝えやすくなる。

その将来像を示すことが意外と難しい。大学生であれば学部での学びを経て、ある程度将来のことが見え始めてきている人も少なくないと思うが、高校生だとそもそも将来のことを本気で考えた経験のある人は少数派であるように感じる。高校の紹介による就職や一般入試での大学進学だとそもそもそこまで将来のことを考えることが求められない。洋々でも、どうしてその進路なのか、ということを執拗に問われるAO推薦入試を受験することにして初めて将来のことを考え始めるという受講生が多い。

実際考えてみるとやりたいことが見つからない、と悩む人もいる。知っている選択肢が限られている中で魅力的な将来像が見つからない、というのはよく理解できる。小中学生の頃に比べて現実的な判断ができるからこそ、自分が目指すべき姿がわからなくなる。

基本的には夢を追うのがよいと思う一方で、高校生であればある程度現実的な見方をするのもやむを得ないように思う。いくらスポーツが好きでも自分の実力を認識して、プロ選手をあきらめるとか、絵を描くのが大好きだけど、才能がそこまでなさそうだから、美大をあきらめる、というのは悪いことではないように思う。一方で、あまり現実的になり過ぎるのも勿体ない。あくまで自分がわくわくすることを追い求めたい。自分が好きなこと、楽しいと思えることを一番大事にしながら、その分野で自分が何をできるのかを現実的に考える、というのがよいのではと思う。

AO推薦入試でいえば、魅力的な将来像を描けるかどうかということは合否の上でもとても大事になる。志望理由をくどくど説明するよりもその大学にあった魅力的な将来像を描く方がその大学を志望する理由が明確になる。読んだり聞いたりして魅力的に感じるのは、その人らしくて、夢があって、実現は簡単ではないかもしれないけれど全然無理ではないという、本人のわくわく感が伝わるような将来像だ。あまり打算的にならず、純粋なわくわく感を伝えられるといい。


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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。