洋々2023!
5月の連休後に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取扱いが5類に変更されたことにともない、洋々でも校舎内のマスクの着用を個人の自由とした。マスクなしでサポートが実施できるのは3年以上ぶりだ。それから半年経ちだいぶマスクなしの生活にも慣れてきた。コロナ前に比べると今もZoomによるオンラインのサポートを希望する人が一定数いるし、テレワークで勤務する社員もいる。今もコロナに罹患する人はいるし安心できるわけでもない。ただ、2023年は日常が戻ってきた年として記憶されそうだ。
毎年1月に文部科学省から前年の大学入学者の内訳が公表されるがそれによれば2022年度入試において総合型選抜による入学者数はさらに伸びて大学入学者全体の13.5%になった。学校推薦型選抜も含めた年内入試への関心の高まりを受けて、コメントを求められることも増えてきた(朝日新聞「私立大、人気は都市部や理系、総合型 2023年度入試を振り返る」、朝日新聞EduA「必要なのは『考える意欲』総合型・学校推薦型選抜を受ける生徒と保護者へのアドバイス」、週刊ダイヤモンド「『年内入試』完全攻略」、朝日Thinkキャンパス「大学入試、小論文は3タイプ 早稲田、中央、お茶大…過去問から対策ポイント解説」)。洋々では元々早慶上智を目指す受講生の割合が大きかったが、目指す大学や学部が益々多様化しつつある。より多くの大学が総合型選抜や学校推薦型選抜を実施するようになり選択肢が広がった。一方で試験制度が複雑になりつつあり、受験戦略の重要性がより高まっている。
今年は生成AIが一気に広まった年でもある。現時点で洋々の業務への活用はしていないが活用に向けた評価はしている。問題にもよるが早慶レベルの小論文で十分に合格できるレベルの文章を作成する能力がありそうだ。大学の総合型・学校推薦型選抜でも生成AIを意識しているような動きがあり、これについてもコメントを求められた(読売新聞「大学が出願書類に『チャットGPT』使わないよう呼びかけ」)。出願書類の作成についても小論文を書く力の養成においても今後生成AIの影響を受ける可能性が高く洋々でも正面から向き合っていく必要性を感じている。
洋々メンターの有志が担う洋々アンバサダーズの活動が今年4年目を迎え、ますます幅が拡がっている。特にYouTubeやTikTokでの配信している動画はこれまでの洋々のイメージとは一味違うものも増え、洋々メンバーも楽しんで見ている。今月アンバサダーズが主催してくれた「洋々会」には現役のメンターに加えてOBも参加してくれて総勢40名近くで大いに盛り上がった。
今年は本日(12/26)が洋々の最終営業日になります。夕方から社員全員で大掃除をしてから納会に入ります。お陰様で今年も1年何とか無事に終えられそうです。洋々にいろいろな形で関わってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。2023年もどうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様よいお年をお迎えください!
洋々ではプロフェッショナルによる無料の個別相談を承っております。
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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。