なぜ「洋々」?


なぜ洋々という名前にしたのですか?という質問をよく受ける。何をやっているかすぐわかる名前にした方がよいのでは?というご指摘をいただいたことも一度や二度ではない。洋々は4人のメンバーで創業した会社で名前も4人でアイディアを出し合って決めた。10年前のことなので細かいことはあまり覚えていないが、それぞれがいつまでに何個以上アイディアを出すという感じでノルマを決めたことは記憶している。私自身も日本語や英語の辞書を引きながらうんうん考えて絞り出すようにして候補を出した。4人で持ち寄った社名のアイディアの数は合わせて100くらいになったと思う。今手許にそのリストがないのが残念だが横文字もあれば平仮名の名前もあった。

創業メンバーの4人は会社を設立する前から一緒に事業のアイディアを考えるなど時間をかけて起業の準備をしてきたのだが、そのときから自分たちのグループを指す名前を付けていた。最初につけた名前は「Shipmates」。高い目標を目指して進む船に一緒に乗る仲間のイメージだ。結構気に入った名前だったがインターネットのドメイン名を取れそうになく変えることにした。次の名前が「Flagshippy」。これまたゴールに向けてトップを走る旗艦に乗る仲間のイメージだ。Flagshippyはインターネットのドメインも取得したし、社名にすることも検討したが、会社を登記するにあたり、もう一度自分たちの会社の名前を考え直してみようということで上記のアイディア出しに至った。

100くらいの候補から4人の投票で10くらいの最終候補に絞ってさらに議論を重ねた。「洋々」以外の候補はあまり覚えていないが「一歩一歩」という名前があったのは覚えている。「電話がかかってきたときに『一歩一歩の清水です』って言うのはどうなんだろう」というような話をしながら各候補を検討していった。折角自分たちで一から会社を興すからには社会に大きく貢献するようなことをしたいと思っていたので特定の狭い分野に限定するような名前をつけようとは思わなかった。また、当時からネット関連のベンチャー企業などの比較的新しい会社で英語や片仮名の名前がついていることが多く、そういった流行りの名前ではなく、地に足のついた感じの名前をつけたいというのもあった。そういうことを考える中で割とすんなり4人の意見が一致する形で「洋々」に決まった。Shipmates、Flagshippyに引き続き、大きな目標に向かって大海原を進んでいくイメージがあるし、メンバーにとってもサービスを受ける人にとっても前途洋々な未来を作っていく感じがして、我々が考える理想の会社を表すのに最適だと思った。自画自賛的だが10年たった今でもシンプルでとてもいい名前だと思っている。ちなみに他のメンバーの出したリストの中に「洋々」という候補を見つけて「それいいな」と思った覚えがあるので私が思いついた名前でないことは確かなのだが、他の3人のうち誰が「洋々」を提案してくれたのかは覚えていない。

名前はつけてみるとその名前以外有り得ないというように感じてくるものだ。「洋々」も例外ではなく時間が経てば経つほどこれ以上我々が目指すところにマッチした名前はないと思うようになってくる。これからも「洋々」という名前を大事にして全力で支えていきたい。我々創業メンバーの役割は、「洋々」を独り立ちさせて、我々がいなくても社会に貢献できるような存在になるところまでもっていくことだと思っている。


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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。