勉強


「勉強」というと教科書を読んだり問題集を解いたりというイメージがあるが「知見を高め(知識を深め)たり時間を有効に使ったり単位・資格を取得したりするために、今まで持っていなかった、学力・能力や技術を身につけること」(新明解国語辞典)という意味で考えるともっといろいろなやり方があっていい。今まで10年以上仕事としてWeb上でのトレーニングや洋々での対面での受験サポートに携わってきてそれなりに「勉強」についての知見を蓄積してきたつもりだがまだまだいろいろな可能性があると思っている。

「勉強」といえば教室で先生に教わるか、自習室や図書館で自習することが今でも多いと思うが、最近は無料のものも有料のものも含めてネット上では勉強のための「講座」が数多く提供されている。「講座」や「授業」と銘打ったものであれば学ぶべき目的や範囲が明確になっていてカリキュラムが整っているものも多く、理解を深めるための動画講義や理解度を確認するための簡易テストがついていたりする。これらは従来の「勉強」に近いイメージだろう。

こういった「講座」や「授業」はある知識を深めるためにデザインされたものであるので(玉石混淆ではあるが)多少は効率よく学べる可能性が高い。しかし、その知識に関する情報自体は、そういった「講座」や「授業」に関係なく、ネット上にすでにあることも多く、その場合、「講座」や「授業」でなくても自分で調べることで「勉強」は可能だ。新聞記事やWikipediaの記事を読むことはもちろんYoutubeの動画や個人のBlogを読むのも「勉強」になる。ブラウザのハイパーリンクは興味の赴くままに知りたいことを追っていくのに向いている。知識を深めようと思ったらリンクを辿っていけばいくらでも新たな知識を得ることができる。「関ヶ原の戦い」を調べて、次に、「東軍」、「西軍」の各武将について調べて、というように深めながら遡っていけば日本の戦国時代の概要を把握することも可能だ。

さらにネット以外でも、従来通り、本はもちろん、テレビ番組から学ぶこともできるし、人に話を聞いたり、自分でいろいろ試してみたり、勉強の機会はいくらでもある。しかも経験的には学校の授業のような受け身の勉強よりも自分で調べたり試したりするような能動的な学びの方が定着しやすい。

私自身は勉強が好きな方だと思っているがこれまで退屈でそこに座っていることが苦痛で仕方のなかった授業も少なからず受けてきた。そういう授業のために「勉強」=つまらないものと考えてできるだけ避けようとしてしまう人がいたらそれはとても勿体ない。「勉強」を広く定義すれば、学校の授業は嫌いでも「勉強」自体は楽しめる人がほとんどだと思う。

一方で「勉強」のコンテンツを提供するのであれば、本を読んだり、映画を観たり、ニュースを見たり、Wikipediaや各種統計を調べたり、といった手段よりも、効率的、効果的に学べるようなものでないと意味がない。簡単なことではないが洋々でもこれまで蓄積してきた知見を活かして、アクティブラーニングやテクノロジーを使った学びを採り入れながら価値ある学びの機会を今後も提供していきたい。


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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。