11月の講道館杯で指を骨折してから、かかりつけの病院にリハビリで通っている。だいたい週に1回、1時間半から2時間ほどのメニューをこなす。一般的な人に比べて身体を酷使する人生を送ってきた僕だが、なんだかんだ丈夫な身体のおかげで、意外にもリハビリは初めての経験である。 もう指の可動域は戻ってるし、普通の生活を送る分には全く不自由しない。ただ怪我前の握力に戻っていない。僕にとって右手は引手。技が決まるかどうかの生命線である。練習でいい感じの技に入れても、引手がすっぽ抜けて投げきれないことが多々ある。 [→続きを読む]