11月28・29日、パーク24柔道部は岩手県宮古市で柔道教室を開催した。10月の釧路合宿と同様、市が招待してくれたもの。ただ今回は純粋に柔道教室のみの遠征。釧路の時のような我々にとっての練習は一切ない。 土曜日の部は小学生~高校生の経験者を対象に2時間、日曜日の部は初心者歓迎スタイルで小学生~中学生を対象に2時間。それぞれ175名・112名の参加とかなり大規模な教室であった。  と、あたかも行ってきたかのような書き方をしてみたものの、僕は今回留守番だった。教室企画当初は、当然参加メンバーに志願 [→続きを読む]

 今月8日、千葉ポートアリーナで開催された講道館杯に出場した。結果は二回戦で優勢負けのベスト16。最低限確保したかった来年の本大会出場枠(ベスト8以上)にも届かず。当然、目標としていた全日本強化選手復帰も果たせなかった。 簡単に振り返ると、一回戦も二回戦も実力的には互角な相手だったと思う。勝つか負けるか、やってみないと分からないような相手。そのギリギリの闘いを、一回戦はモノに出来たけど、二回戦は出来なかった。そんな手応えである。 僕の中で凄く重要な意味を持っていた試合を終えて、色んなことを考えて [→続きを読む]

 仕事のための二つ目の要素は「スタミナ」である。言わずもがな、勝ち抜き戦において“仕事”を達成するためにスタミナは非常に重要である。しかしこれは、残念ながら早慶の得意とする(?)頭を使った効率の良い練習だけではなかなか身に付かない。日々の鍛錬でどこまで自分を追い込めるか、実戦を意識できるかに掛かっている。早稲田はそれをよく理解し、鍛錬を積み重ねてきたのだろう。あらゆる場面でこのスタミナが慶應を上回っていた。慶應柔道部が色々な障壁に阻まれあまり練習できなかったのは知っているが、想像するに早稲田だっ [→続きを読む]

 10月18日、柔道の早慶戦を観に行った。去年から2年連続の講道館開催。相変わらず凄い盛り上がりである。講道館で行われる僕らの「○○実業団対抗戦」的な大会よりも間違いなく観客席が埋まっている。ちょっと僻みを書かせてもらうと、僕が在校していた頃から講道館でやってくれていれば、僕ももう少し目立てたのになぁ、なんて。ましてや去年みたいに主将同士の大将戦なんて実現した日には、ちょっとしたヒーロー間違いなしだ。まぁ僕の主将時の早慶戦で僕は置き大将だったからあんまり関係ないんだけど。  今年の結果は、2人残 [→続きを読む]

 釧路合宿からの帰り、我々の不運は続くのである。 11日の帰り便が、今度は濃霧で離陸できないと言い出したのだ。それも、預けた荷物は全て積み込み、我々も一度飛行機に搭乗した状態からの「頑張ってみたけどやっぱ飛べないから降りて」のアナウンス。前日夜あまり眠れていなかった僕は、搭乗直後に眠りに落ち、熟睡して目を覚ますと飛行機が地に足を付けてた。もう羽田に着いたのかな?と思ったらまだ離陸していなかったショックを抱え、いったん降りてターミナルで待ちぼうけすることになる。当初14時離陸予定の中、最悪19時ま [→続きを読む]

 10月9~11日、北海道釧路に行ってきた。パーク24としての合宿である。それにしてもなぜ釧路?と思う人もいるだろう。もう暑さから逃げる季節でもないのに、特別練習になるようなライバルチームがいるわけでもないのに・・・。それは、この合宿がご招待だからである。柔道振興に熱心な釧路市が呼んでくれたのだ。そのため地域の子供たちを対象とした柔道教室をメインイベントとし、バリバリの強化合宿に比べるとずいぶん気楽で楽しいものである。 実際、朝・昼・晩と豪華なホテルビュッフェを堪能し、空き時間には市場や繁華街を [→続きを読む]

10月3日~5日和歌山に行ってきた。「紀ノ國和歌山国体」柔道競技成年男子の部に神奈川県代表として使ってもらったのだ。僕の記憶が正しければ紀ノ國には今回が初入国である。この前ぶらり旅で初めて島根の方にも行ったし、なんだか今年は神の地にご縁があるようだ。 国体の柔道は各県5人制の体重別団体戦である。内訳は、先鋒60㎏以下、次鋒60㎏~73㎏、中堅73㎏~90㎏、副将90㎏以上、大将無制限である。僕は去年と同じ副将のところで出場した。 今年の神奈川県チーム、先鋒が怪我で欠場して、正直なところ目標にして [→続きを読む]

 講道館杯に向けた追い込みと、いよいよ12月に発表会を控えた論文の制作作業が合わさって、実家で飼っている2匹の怠け猫の手を借りたいほど忙しくしているうちに10月も終わりかけだ。このブログを書く時間もなかなか取れず、また一か月分まとめてドカンと投稿することになってしまった。申し訳ない。 先に言っておくと、今月アップする4つの記事は全て柔道関係のことになりそうだ。柔道以外に文章にできそうなことが何一つない、ある意味充実した、しかし寂しいひと月だった訳だ。でも一つだけ前宣伝しておくと、8月の下旬から9 [→続きを読む]

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 運良く、会場の前の方に座っていた僕らだが、その分帰るのにはとても苦労した。厳格な退場規制がしかれ、後ろの方から順番に誘導されるかたちだったが、僕らはその最後の1グループとして会場を後にした。スタジアムから小机駅と新横浜駅に伸びる道は既に人で溢れかえっていて、バスもタクシーも捕まらない。人の渋滞の中、チビチビと進み、やっと新横浜駅に着いたら今度はホームがいっぱいで入場規制がしかれている。ライブ前の人ゴミは、心にゆとりがあって難なく待っていられたけれど、このライブ後のやつはなかなかしんどい。次の機 [→続きを読む]

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 初めてのライブで、最も痛烈に感じたことは「やっぱ歌上手いわ!」ってこと。本当に、ほぼCD通りの声を見事に出している。一曲聞いただけで、曲作りや演奏は抜きにしてもやっぱり普通の人じゃないんだと心の底から思った。 良くも悪くも最近の技術は進んでいて、CDでは誰だって上手に歌っているし、ライブと言いつつ堂々と口パクを披露しているグループだって少なくない。でも、やっぱりライブはリアルじゃなきゃダメだと僕は思う。本番一発真剣勝負に身一つで乗り込んでいくからこそ、その一度きりのパフォーマンスが貴重であり、 [→続きを読む]