読書家とは口が裂けても言えないけれど、僕も少しは習慣的に本を読むようになった。今住んでいる柔道部寮の地下にある大きいお風呂で、一人半身浴をしながら読むのがお気に入り。今回は、そんな僕のちょっとした読書感想文である。 ここ1週くらいかけて、重松清さんの「ナイフ」を読んだ。“家族”をテーマにした短編小説である。ブックオフの100円コーナーで買ってきた。 まず僕は基本的に短編が好きではない。一つ読み切るのに必要な時間と頭の容量が、どこか中途半端な気がして、何となく落ち着かないのだ。今回の [→続きを読む]