前回の記事にも少し関連するのだが、僕は中学を卒業して高校の寮に入るまでの約15年間、青梅に住んでいた。今も実家はそこである。青梅の中でも僕の家がある場所は、位置的にも環境的にも奥多摩に近く、最寄駅は宮ノ平という青梅駅から奥多摩線で一つ目の駅だ。いわゆる田舎の駅で、昔から改札のない無人駅。最寄りのコンビニまでは歩いて15分くらいかかるし、コンビニの駐車場はやたら広いし、要するに東京都は思えないThe田舎、まさに石原元都知事の言った「東京のチベット」である。 渓谷を挟んだ山の斜面に家々がへばりつい [→続きを読む]