「天理合宿、キツかった?」と尋ねられたら、僕は「天理合宿、暑かった」と答える。客観的に練習量だけを振り返れば、午前中1時間半ほどのランニングトレーニングと、午後2~3時間程度の練習・・・特にオーバーワークでもなく、もちろん楽でもなく、ちょうどよく自分で自分を追い込めるものだったと思う。が、とにかく暑くて暑くて、何をするにも無駄に体力を奪われているような感覚で苦しかったのが今回の合宿である。 天理の道場にはエアコンがない。畳同様“伝統”なのか、他の理由からなのかは分からない。(そういえば慶應の道場 [→続きを読む]

7月4~9日の日程で天理大学に行った。パーク24柔道部の合宿である。他のパーク柔道部員たちは、合宿も含め何回も訪れたことのある天理大学だが、ちょうど大学院のテスト期間と重なって去年の合宿に参加することができなかった僕は今回が初訪問である。だから、天理ならではの“文化”というか“伝統”というか、独特な環境・習慣一つ一つが僕にとっては新鮮で面白かった。   天理の道場には全部で6試合場ある。入口から見て横2×奥3という具合だ。そこに敷かれている畳は3種類。一番奥の2試合場は最新の畳。いつも [→続きを読む]

今年は気付かぬうちいつの間にか梅雨になっていた。たぶん今月の始め、僕らが試合で宮崎に行っている間に東京も梅雨入りしたんじゃないかな。だから今日から梅雨です、といった節目に立ち会うことが出来ず、心の準備もままならない状態でキラキラとした太陽とお別れすることになってしまった。 僕は、ジメジメして暑苦しいこの梅雨の季節が好きではない。ちょっとそこまで出掛けただけで汗をかくし、洗濯物はいつも生臭いし、低気圧で全身がむくんでしまう。 ただこの季節には、夏がもうすぐそこまで来ているというワクワク感がある。今 [→続きを読む]

「あれ、ここトイレだっけ?」 と僕の車の匂いをバカにしてくるやつがいる。こんな失礼を言えるのは、もちろん柔道部の同期である。 ここでの匂いとは、つまり車に置いている芳香剤の匂いである。いわゆるトイレのクサい匂いのことではないので安心してほしい。 僕はたいてい自分の車に、ドン・キホーテで買った、葉っぱの形をしたぶら下げる型の芳香剤を置く。匂いの種類に関して多少の好みはあっても、特別こだわりはないので、いつも適当に鼻に止まったやつを選んでいる。 だから、適当に選んだそれをトイレの芳香剤だと馬鹿にされ [→続きを読む]

昔同じクラスだったり同じ学年だったりした連中と久しぶりに集まる同窓会というものに、僕は行ったことがない。と言うより呼ばれたことがない。それには理由がある。もちろん、単に僕が敬遠されていて僕だけ知らされないままどこかで開催されている可能性は否定できないが、それとは別の心当たりがある。それは、僕の少し変わった学歴だ。 僕は小学校こそ地元の市立に通っていたものの、中学・高校・大学はそれぞれ別系列の私立に通わせてもらった。中学は桐朋、高校は東海大相模、大学は慶應である。 僕の小学校は田舎の小さな学校で、 [→続きを読む]

僕の車に付いているカーナビは、一日の始めにその日が何の日かを教えてくれる。日付が変わって最初にエンジンをかけたタイミングで「おはようございます。今日は〇月〇日、〇〇の日です。」と言ってくるのだ。 〇〇の日に当てはまるのは、誰もが知っている“こどもの日”や“みどりの日”といった祝日名や、“憲法記念日”や“終戦記念日”といった歴史上の記念日名などである。しかし当然、365日全てにこういった立派な名前があるはずもなく、ほとんどが「何だそりゃ?」と首を傾げたくなるような名前である。例えば2月28日は“バ [→続きを読む]

あるよく晴れた午後、パーク柔道部の先輩二人にチャリ(自転車)トレーニングに誘われた。それに対して僕は思わず「マジですか?」と聞いてしまった。その先輩たちが“自転車”を一つの趣味にしていて、普段は乗らないようなもの凄く良いロードバイクと装備を持っていることを知っていたからだ。僕も自転車は好きだけど、当然そんなに本気で向き合ったことはなく、普段そこらで乗る用のそこそこなマウンテンバイクを持っているだけ。先輩たちのペースに付いて行く自信がなかったのだ。それで、やんわり断ろうとしたが、先輩の情熱と「ペー [→続きを読む]

この前ちょっとした怪我をした。僕が技をかけて、それを相手に潰された時、とっさに手を付き、その上に相手が乗ってきた。その瞬間、僕の手首は、正直曲がって欲しくない方向に曲がった。まぁ柔道ではよくあること。いわゆる捻挫ってやつだ。 怪我をした日の夜は、寝返りを打つ時に少し手を使うだけで痛くて目が覚めるほどだったから、決して軽い怪我とは言えない。しかしテーピング等を使って少し無理をすれば練習が出来てしまう程度である。こんな時、我々アスリートは厄介な選択を強いられる。しばらく練習を休んで回復に努めるか、競 [→続きを読む]

世間では“最高10連休!”と騒ぎ立てられた今年のゴールデンウィーク。しかし我々のような人間は特別いつもと変わらず、練習やトレーニングに明け暮れる日々である。むしろ仕事や学校が休みになる分、いつもより練習量が増えたりする残念な期間である。そんなわけで僕らにはちっとも輝いて見えないゴールデンウィークであるが、それでも、その10日間の中にあった2つの週末はいつもと同じく練習がお休みで、世間のテンションに追いつこうと必死に羽根を伸ばした。 1つ目の週末は前回の記事に書いたように逗子映画祭の様子を観に行っ [→続きを読む]

GW真っ盛りの5月1日、パーク24柔道部の同期一人と、ふたりの共通の友達との計4人で、逗子へ行った。お目当ては逗子映画祭なるものである。   これに行ってみようと言い出したのはその共通の友達2人。聞くと、逗子映画祭とは夜のビーチに大きなスクリーンを設置してみんなで懐かしい映画を鑑賞するという世にもオシャレなイベントらしい。その日上映されるのは“Stand by Me”。なるほど、休日の過ごし方としては悪くない提案だ。他にすることもなかったし、天気もいい感じだったし、ドライブがてら行って [→続きを読む]

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