チャンス!


大学時代ラクロスというスポーツをやっていたのだが、その試合の中で自分がボールを持っているときに相手のマークが外れて前ががら空きになることが稀にあった。大きなチャンスなのだがあまりのチャンスに何か間違い(たとえば審判が試合を止めている?)があるのではと迷いが生じて一歩目が遅れるとその間に相手のディフェンスが詰めてきてすぐにスペースが埋まりチャンスは失われてしまう。野球でど真ん中のストライクボールがきたときにかえって打つのを躊躇してしまうようなものだろうか。

チャンスはそうそうあるものではないが一定の確率で誰にでも訪れる。それをモノにするのが簡単でないのは想像していたのと少し違う形でそれが現れるからだ。後から見ればそれがチャンスだったというのは容易にわかるのだが現実の世界で今目の前にあることがチャンスなのかどうかを見極めるのは意外と難しい。テレビドラマのようなBGMが流れるわけでなく普段と変わらない現実の時間が淡々と進む中で今がチャンスと認識することは言うほど易しいことではない。さらに、仮にチャンスと認識できても、他の人が気づいていない中、自分自身で判断して行動を起こすことは勇気を要する。チームメートが行けという声を出して後押ししてくれれば行けるかもしれないが自分の判断で行くには度胸がいる。

普段、重要な判断は家族や友人、あるいはチームの仲間に相談しながら行うことが多いと思うし、もちろんそれは悪いことではない。ただ、状況によっては他の人に相談しづらいこともあるし、考えるのに時間をかけ過ぎるとチャンスを逃してしまうこともある。そういう場合は自分1人で決断しなければいけない。

稀にやってくるチャンスに気づいてぶれずに行動するためにはあらかじめそのチャンスに向けての準備をしておく必要がある。前ががら空きになってもすぐに攻められなかったのはチャンスがあれば自分でやってやるという心の準備が足りなかったからだ。もし普段からいつでも攻め込む姿勢になっていれば相手の一瞬の隙をチャンスと認識できるし、それを逃さずに最大限活かすことができる。チームメートの声で動くのではなく、自分でチャンスを見つけて自分から飛び込んでいかないとチャンスはすぐに消え去ってしまう。周りの人の意見を聞くことは大事だが、自分の人生だし、チャンスがあればいつでも自分の判断で飛び込んで行けるような心構えを日頃からしておきたい。


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洋々代表。日本アイ・ビー・エム株式会社にて、海外のエンジニアに対する技術支援を行う。その後、eラーニングを中心とした教材開発に、コンテンツ・システムの両面から携わる。 東京大学工学部電子情報工学科卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。