2005年に創業した洋々は今年20周年を迎えた。貸会議室を渡り歩くところから始めて、横浜、池袋、秋葉原に校舎を開き、渋谷校舎に統合する形で移転したのが10年前の2015年。そこからすでに10年経ったことになる。今月1日に明治記念館で20周年記念式典を開催することもできた。

お陰様で今年も受講生の数が順調に増え、昨年の青山別館に続き、夏に新しい校舎である宮益ゼニットをオープンした。夏秋の繁忙期には今年も水曜日も営業し週６日態勢で受講生のサポートを実施した。

受講生のサポートにおいては担当GS（ジェネラルサポーターズ）制という新たな態勢が整備され稼働した。以前は複数のGSのメンバーが全受講生をサポートする態勢をとっていたが、今年から1人1人の受講生を担当するGSを明示的に決めて担当GSは初回のガイダンスにも参加するようになっている。ゾーンディフェンスからマンツーマンディフェンスに変更したようなイメージだ。ただし、硬直的な形ではなく、必要があれば担当以外の受講生のバックアップもできるような態勢になっている。

今年はメンター主導のイベント「サマーキャンプ」「ウィンターキャンプ」を初めて開催した。企画から運営まで有志のメンターが中心になって行ったイベントで受験生向けのサマーキャンプ、高2生向けのウィンターキャンプ、いずれも大いに盛り上がり、参加者の満足度も非常に高いイベントになった。ウィンターキャンプは宮益ゼニットで開催する初めてのイベントで高2生が周囲の同学年の受講生やメンターから大いに刺激を受けていた。

引き続きシステム面での効率化も進めている。サポートや面談の予定を洋々のWeb塾上で調整しやすくしたり、申込の手続きを紙とFAXではなく、Web上で簡便に済ませられるようにしたり、細かい改善を積み重ねてきた。期間限定ではあったが有料の動画講義の購入と視聴をWeb塾上でできるような仕組みも導入した。洋々LABOで検索できる総合型選抜の種類も大幅に拡充した。現時点で203大学、2707試験が検索できるようになっている。UIも改善し、評定や英語資格を入力することにより、それぞれの受験生に合った入試を検索しやすくなった。

2023年前に出版した洋々の本「採点者の心をつかむ 合格する総合型選抜・学校推薦型選抜」はお陰様でその後も版を重ね、第4刷まできた。来年は洋々2冊目の本の出版を予定している。

洋々の2025年の営業は本日で終了です。今年も多くの方にお力添えをいただきここまで来ることができました。本当にありがとうございます。2026年も何卒よろしくお願いいたします。

皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。