9月入試の1次の発表がありましたが、4月入試に引き続き、かなり人数を絞ってきたようですね… AO入試を受ける層自体は増えている中での絞り込みだと思われるので、受験生にとっては相当厳しい結果だったに違いありません。前回に引き続き、一般入試との両立をお伝えしますが、単純に考えて、これまで合格していたような人も受からなくなっているので、ある程度「一般入試」も意識したAO対策を自分なりに考えるようにもしてください。 ・パソコンは使う。  出願書類で一番大切となる志望理由書は2,000文字の文章となります [→続きを読む]

AO入試を始める多くの受験生は「一般の勉強の邪魔にはならないようにAOをやろう」と思いAO入試に対して取り組んでいくのですが、実際にほとんどの受験生がAO入試を受けることでわりと多くの時間を犠牲にすることになります。今回からは、一般入試との向き合い方に関して、できる限りのことを述べようと思います。  ・まず相手のことを知る。  おそらく、多くの受験生が、そもそも「AO入試」というものがどういったものか分からない状態からスタートするのではないでしょうか?洋々のホームページ( https://you [→続きを読む]

七夕祭も終わり、夏本番がやってきそうな雰囲気となりました。SFCも4月Ⅱ期の申し込みが近づいてきていますね。一方で、一般入試にとっても大切と言われている夏。わりと多くの受験生が、AOのために時間を費やしてしまい、一般の勉強がおろそかになったと言っています。その点には十分に気をつけてください。 前回に引き続き、BBSに答えていこうと思います。  質問 髪は茶色のままで良いでしょうか?黒く染めた方が良いでしょうか? 髪はもとから茶色い人もいますし、髪の色で人間を判断するのはよくありません。おそらく、 [→続きを読む]

あっという間に夏がこようとしていますね…..SFCに入った中で、今期が一番過ぎるのが早かったような気がします。ぼーっとしないようにしなければ!!  今回はBBSへの回答の続きを書きます。私の運営しているこちら( http://omumu.bbs.fc2.com/ ) の掲示板からの質問を参考に、今思う私の答えを述べていきますね。  質問 環境情報学部でも語学はとれますか?   環境情報学部でも、語学はとれますし、基本的に、総合政策学部と環境情報学部でカリキュラムの差はありません。 「双子学部」と [→続きを読む]

 前回の続きです。  先週まで研究について説明してきました。かなりおおざっぱですが、必要なことは以上です。私はまだ研究のプロではないので、きっちり知りたい人はこの内容を100%信頼せず、図書館か本屋で、実際に一線で活躍している研究者が書いた「研究の進め方」なる本を読んでみてください。また、インタビューやアンケートなど研究手法に関しても個別にノウハウ本があるので、読んでみるとよいと思います。  おそらく、初めは自らの問題意識から研究したいことを設定していくと思いますが、実際には具体的なテーマや手法 [→続きを読む]

研究で必要なことの続きです。 2.具体的な研究テーマ  問題意識や研究の意義は、自分の主観も入ったやや漠然としたもので良いのですが、具体的な研究テーマはかなり現実的なレベルで設定する必要があります。 例えば私の例で言えば、当初「教育にとって理想の大学入試とは何か?」というかなり大きなテーマで研究を行おうとしていたのですが、現実的に何かを明らかにしようとする時には「AO入試が個人、学校レベルでどういった教育的影響を及ぼしているのか?」という小さいテーマに落とし込みました。 実を言うとこれでもまだテ [→続きを読む]

今週から数回にわたって「研究」について述べます。  研究 プロジェクトともう一つ、大学で大きくやることに関して「研究」というものがあります。私もがっつり研究を行い、論文を書いた、という経験がないので、全てを語ることができませんが、SFC、また特に大学では、プロジェクトよりもこの「研究」が、行われていることの中心となります。 AO入試の対策では「問題発見、問題解決」というSFCが理念としていることがしばしば謳われて、多くの受験生が「NPOを設立する」「株式会社を起業する」「ジャーナリストになる」「 [→続きを読む]

豚インフルエンザで休講になるかと思いきや、なっていませんこの頃です。春学期が始まったと思いきや、もう6月で半分を折り返しているとなると、驚きです。前回の続きです。 研究とプロジェクト  SFCでやりたいことを決める際には、研究かプロジェクトかといった大きく二つの軸があります。もちろん研究がプロジェクトに発展する場合もありますし、プロジェクトを動かす上で何かしらの研究は必要ですが、現象を調べることに重きをおくか、現在の社会へアプローチしていくことに重きをおくかで、研究かプロジェクトかが決まってきま [→続きを読む]

大学でやりたいことと将来やりたいことの関係ですが、一致している、あるいは一貫している必要はありません。前にも引用したことがありますが、以下の部分をもう一度紹介します。 実践的な人材とは、必ずしも「すぐに使えるスキル」をもっている人材のことを意図しているものではない。少なくともSFCが育てようとしていた「実践的な人材」はその定義ではなかった。問題の本質を発見し、解決する、そのプロセスとして実際に自分の足で情報を集め、それらを多角的な視点から検討し、一つの形にまとめあげ、表現(プレゼン)することで人 [→続きを読む]

5月がもう終わろうと・・・はおおげさですね。中旬ですが、5月が知らぬ間に折り返されたことにびっくりしています。ぼーっとしていると半期が過ぎてしまいそうなので気をつけます!  SFC AO入試では志望理由書の中で、「やりたいこと」を書かなければなりません。正直、それがどれだけ重要なのかは未知数です。私自身は、志望理由書の中で、「私は、外交のプロになりたい」と書いていたのですが、面接の時「今の外交官もプロでありたい、外交を変えたいと思っているだろうけれども、外交のプロって何?」と聞かれ、しどろもどろ [→続きを読む]