※この記事には古い情報が含まれています。 現在は面接当日の作文は実施されていません。 今年のAO入試も終わりを迎えようとしていますね。一般入試も考えている人は、ものすごく大変な時期だと思われます。 小小論 募集要項には書かれていないのですが、実は面接の日、面接を行う前に1次合格者は同じ部屋に集められ、軽い小論(私はこれを小小論と呼んでいます)を書かされます。時間は20分。私のときはお題が書いてあり、後は横線が引いてあるだけの紙を渡されました。しかしながら、小小論といっても恐らく筆跡確認程度のもの [→続きを読む]

AOの添削に関する前回の続きです。   (2)に移ります。本当に能力があるやつなら自分で志望理由書が書ける、ですが、(1)と同様に、能力があるからと言って、文章表現能力まであるわけではありません。確かに、文章表現能力というものは、社会人として身につけておくべき大きな能力の一つですが、たとえばスポーツ、音楽といったように、特にそれを必要としないこともたくさんあります。そういった分野での能力を伸ばした人が、文章表現能力によってフィルターをかけられたためにAOでは合格できないのであれば、おかしな話です [→続きを読む]

AOの添削、この洋々さんを初めとして、色々な塾や予備校もできていますが、AOの添削ってなんなのか?って少し考えてみました。 恐らく多くの人がすぐに思いつくのは、「受験生を合格させるために添削をする」  そうですよね。確かにそうです。一般入試でも、塾や予備校の役目というのは、受験生を合格させること。でも、それってAO入試にも当てはめて考えられることでしょうか?AO入試ってざっくり言えば「受験生の総合的能力を見る入試」。一般入試は、ペーパーテストの問題をいかに解く能力があるか、正確にいえば「いかに合 [→続きを読む]

圧迫面接における質問例と、返答への対処を説明します。 「君のやろうとしていることは実現性がないし、意味がない」 ガクン・・・とくるかもしれませんが、審査員側はあくまでも反応を見ているということを考えましょう。ただやみくもに反論するのではなく、相手の気持ちを尊重したうえで、意見を言うかたちがベストです。 上の質問に対する答えの例としては、 「でもやはり、この理由で意味がある!」と言い直したり、 「たとえばどのような場所が?」と聞き直したり、 「でも、この問題が解決されていないのは本当です。それを解 [→続きを読む]

コンピテンシー面接の要素に沿って面接を説明しましたが、受験生の体験談から、教授によっては圧迫面接も多少はなされているようです。 圧迫面接とは何か?をまずwikipediaから見てみます。 『就職試験ノウハウ本どおりの、いわゆる教科書的な模範回答に終始する受験者の「本音」を見るために行われる。 営業職など、仕事上不特定多数の顧客や取引先に応対する必要のある業種において、クレームや要望にきちんと対処出来るかどうかを見るため行われることが多い。また、緊迫した状況に遭遇した場合において、冷静に、そして適 [→続きを読む]

※この記事には一部古い情報が含まれています。 SFCの面接では現在プレゼンテーションは実施されていません。 早いもので、とうとう四月I期の出願になりました。今回は面接に関する代表的な質問に答えていこうと思います。   奇抜な格好に意味はありますか? 受験生の中にはたまに袴や普通の私服など、一般的ではない格好をしてくる受験生もいます。 「こういった真剣勝負の場では自分は袴を着ることに決めているし、その方が力が出る。」といった受験生はそれでも構いませんが、基本的に「奇抜な格好で来る」という [→続きを読む]

面接対策の4回目となりました。 今回はコンピテンシーの掘り下げを具体的に、私のケースで実践してみます。まずは、 私は3年間軟式野球部で活動し、中国大会優勝という成績をおさめる事ができた。 これが挙げられますが、これではまだレベル1です。先ほど挙げた質問を投げかけていきます。その際同じように ・達成志向 ・適応能力(柔軟性) ・自己認知(素直さ) も意識すると良いでしょう。 達成志向の観点から・・・ 平日は夜6時頃まで学校で練習していたが、それだけでは満足せず、夜9時ごろまで近くのジムでトレーニン [→続きを読む]

コンピテンシー面接への対策   これまでコンピテンシー面接というものについて述べてきましたが、それではどのような対策をとれば良いのでしょうか? それは簡単です。まずは、「コンピテンシー面接である」ということを自覚することです。 SFCのAO入試が、「過去の行動によって現在の人間性が判断されるコンピテンシー面接である」ということを自覚するということは、 結局SFCのAO入試で1次、2次と突破していくためには、常日頃自分の目標にむかって、戦略的かつ積極的に行動していくことが一番である とい [→続きを読む]

2009年度の1次の発表がありました。今回はウェブでの合格者番号掲示もあったようです。 現在SFCの面接対策として「コンピテンシー面接」の観点から述べていますが、今回は具体的にコンピテンシー面接の評価基準についてお伝えしていこうと思います。   ・具体的にどのような評価基準が設けられているのか?   同じコンピテンシー面接といっても評価方法は企業や学校によって微妙に違いますので、ここではいくつかのサンプルを見てみます。 まず“「やめさせない!」採用”の著者樋口弘和さんはコンピ [→続きを読む]

面接 いよいよ慶應義塾大学SFCの面接対策に移ります。   SFCの面接を受けてみた感想として特徴的なものに、 「何だか受かっているのかどうか良くわからない」 「一般的な面接対策は全く無意味であった」 「自分のことしか聞かれなかった」 こういったものがあります。これまでも何度か述べてきましたが、恐らくそれはSFCが「コンピテンシー面接」を大きく採用している可能性があるからです(ただ、教授や方式によって多少のズレがあることも事実です)。 また、この面接方法は多くの企業等で一般化してきてお [→続きを読む]