前回は志望理由書に書くべきおおまかな内容を述べました。今週からは差別化シリーズの第2弾として「解決案による差別化」をお伝えして行きます。   2.解決案による差別化 志望理由書に深みをもたせる一つの技として、自らがテーマにおいて提起した問題に対し何かしらの解決案を提示するものがあります。 時と場合によりけりですが、「それを大学で研究する」と投げ出して終わるよりも「例えばこういった解決案が考えられる」→「しかしそれにはこういった問題もある」→「大学での研究により深めたい」とつなげていく方 [→続きを読む]

志望理由書の6回目です。   次は2“解決案による差別化”に移りたいと思いますが、その前に、省略した「志望理由書には具体的に何を書かなければならないのか」にふれようと思います。 志望理由書に書くべきことを大きく言うと (1)今までどういったビジョンを描きどうアクションしてきたか。 (2)(1)の中で、何を感じ、さらにどう次のアクションにつなげてきたか。 (3)これからどういったことをしていきたいか。(大学内外含めて) (4)(3)による社会的意義は何か?(誰が幸せになるのか?) (5) [→続きを読む]

9月入試、1次出願となりました。 たかが2000字の書類・・・そう思って書き始めてみたものの、思うように書くことが出来ない。自分の思いを2000字にうまく表現できず、悩むことが多かったのではないでしょうか??本当にお疲れ様でした。   どうせなら受かりたい、まずこの気持ちが大きいかと思われますが、それ以外に「なんだか、書類をかく前と違って、自分という者が分かり、すがすがしい」なんて感じている人はいないでしょうか? AOってそういうものなんですよね。一般入試は、不合格であった時点で、その [→続きを読む]

9月入試出願まであと1週間!部屋にこもりがちになってしまっているかもしれませんが、鬱になってしまわないように、カフェなどで作成するのもオススメです!   洋々さんに怒られるかもしれませんが今回はちょっと余談から。 最近はまっているのがこの曲、「we are the world」(http://jp.youtube.com/watch?v=ezzxDk_vvXA)アメリカの歌手が集まって、チャリティーCDをつくったものです。歌手一人ひとりから感じられる魂が、胸に熱く伝わって、聞くたびにほ [→続きを読む]

志望理由書対策の第3回目です。   何故SFCかを押し出す必要はあるか? 自分のテーマと結びつけて、さらっと「~~。だから私はSFCが必要なのだ。」とだけ書いておけばよいと思いますが、基本的にどんなテーマにおいても従来の個別学部では対処しきれないことが多いことから、「学際的」であることを極端に意識せずともOKです。 例えば以前も書きましたが、たとえ「将来は弁護士など法律家になりたい!」と通常ならば法学部が適しているような志望理由でも、 「私は従来のような法学部の中で法学を学ぶのではなく [→続きを読む]

9月入学用AOの出願まであと一ヶ月をきりました。 私が運営しているサイトのBBSや送られてくるメールから考えて、今回は他大学の学生が多く受けてくるように思います。 他大学に在籍していることで入試において不利になるのでは?と考える人がたまにいますが、そんなことは決してありません。 むしろ大学に属していたほうが、参加できる社会プログラムが多く、自分のテーマに対して活動していきやすいかもしれません。   志望理由書の2回目です。 志望理由書の重要性はいかほど? 4月I期が一次不合格で?も挑戦 [→続きを読む]

自分を最大限にアピールする志望理由書はどう書けばいいのか?SFCが志望理由書に求めるものとは一体何なのか? SFCが正式に「こうこうこうだ」と示しているわけではありませんので“正解”は教えることができません。 けれども、合格者や不合格者の書類を見て、さらに実際に教授へインタビューした私の経験から、可能な限りのことを伝えていこうと思います。 ただし私が教えるのは「人に差をつけ受かるための極秘テクニック!」ではありません。 「受験生が自分の存在を最大限にアピールできるようになることで、SFC AO入 [→続きを読む]

慶應義塾大学SFCがAO入試において求めていることの5つ目です。   5.将来の展望 “未来のあなた”のもう一つとして、SFC在学中も含めて、あなたが一生かけてどのような人生を送っていくのかも大切となってきます。 4同様志望理由書に描き、面接において述べていくものです。しかしながら、「SFCでやりたいこと」に対してそれほど明確である必要はないし、逆にたとえ明確な目標を持っている人も、広い視野をもって進路を必要に応じて変更していける柔軟性をもたせておくことも必要です。 私は将来、広告・デ [→続きを読む]

今回はSFCが求める学生像の4つめです。   4.SFCでやりたいこと SFCは1~3で述べた、“それまで及び今のあなた”のみならず、“未来のあなた”をも評価対象とします。それらは志望理由書に描いたり、面接の中で述べるものですが、その中でまず大切なのが「SFCで何をやりたいのか」ということ。以前の記事よりもう一度冨田教授の言葉を引用させていただきます。 「研究会」(研究プロジェクト)と「卒業プロジェクト」(卒業制作)はSFCにおいて最も重要な科目です。 SFCのカリキュラムは、「研究会 [→続きを読む]

前回に引き続きSFC AO入試を突破するのに必要な5つの要素のうち、今回は三つ目を紹介します。   3.現在の自分 これは「TOEIC○○点」「漢検○級」といった資格、及び従来型の質問によくある「~についてどう思うか」も含めた「現在の自分の能力」を指します。活動報告書でおもに書くものです。 1の「過去の実績」同様、自らの努力に箔をつけるものとしていいアピール素材となりますが、2で述べたように、決して過去の実績や資格の多さで合否が決まることは無いため、「AOに合格するために資格をたくさん [→続きを読む]