柔道家って食力(くいぢから:ご飯を食べる力・食べたいと思う力を意味する、僕が住んできた界隈の勝手な造語)の強い人が多いから、引退して運動量が落ちるとだいたい太る。食事をしっかり節制するか、非アスリートとしては異常なほどの運動をし続けない限り太る。たまに「スポーツを引退して運動しなくなると自然と食欲が落ちる」なんて言う人もいるけれど、僕に言わせればそういう人は、もともと食力が強くないって話だと思っている。正直、超弱いって話だと思っている。 僕の柔道部の同期で、元々66kgの選手だった男がいる。彼も [→続きを読む]

式・披露宴の内容について言及はしないけれど、周りの人間に愛されて生きてきた(生きている)ことがよく分かる二人の結婚で、良い気持ちになった。家族・両親に大切にされているのは大体の人がそうだけど、友人その他関係者に愛された人っていうのは、こういう時になんとなく分かるも。そういう人間が幸せだという場面を見るのは良い気持ちになるものだ。 16時くらいに披露宴が終わってから、会社のメンバーと、同じく式に来ていた知り合いメンバーで軽く二次会をした。ほとんどがその日のうちに帰る、要は日帰りとのことで、本当にサ [→続きを読む]

仙台にきて20年というそのオバちゃんと会話をしていると、こちらの人は“震災前か、震災後か”という区切り方をしていることに気が付く。「震災前は海外からもたくさんの人が遊びに来ていた」とか「震災後の国分町はしばらく寂れていた」とか。心の中で、風化してはいけない、忘れてはいけないと思い、決して風化したり忘れたりしていないつもりでも、自分の中であの出来事を大きな区切りとしては扱っていない。当然ながらこちらの人は、僕ら遠くに住む者とはレベルの違う、過酷で辛い経験をされたのだということを、そんな会話から感じ [→続きを読む]

ワニ2匹くらいに噛みつかれ、辟易してしまった僕は、思ったよりもずっと早く、目的地に据えていた“友達にお勧めしてもらったお店”に行ってみることにした。国分町のうるさい通りから出た時には、やっと解放されたような、気が楽になった。そして一歩通りを外れれば、どこにでもある静かで落ち着いた普通の街。小さいエリアにそういうお店がギュっと詰まっていることを知った。 目的のお店に着いたのは良いんだけれど、これまた悲しくも超満員で入れなかった。人気なのだ。金曜の夜に無計画に乗り込めるほど甘くはなかった。こうなると [→続きを読む]

この前の3連休の週末、2泊3日で仙台に行ってきた。会社の、直属ではないけれど割と仲良くしてもらっている女の後輩の結婚式で。 金曜日の夜、17時ちょうどに仕事を終わらせて五反田本社から旅路に。山手線と東北新幹線に乗って、19時過ぎには仙台に着いた。これまでの人生、西・南の方に行くことの方が圧倒的に多かった故、全然感覚がなかったのだが、仙台って2時間強で着くらしい。思ったより全然近い。要は名古屋くらいなものだと認識した。 この3連休は、みなさんご存知の通り、日本列島を寒波が覆っていた。東京もなかなか [→続きを読む]

去年 11 月頃、いよいよ僕もふるさと納税デビューをしようと、スマホアプリをダウンロードしてアカウント登録をして最大控除額を算出して、の準備までは粛々と進めた。しかしいよいよどこに納税するか、つまりどの返礼品を選ぶか、で立ち止まってしまった。品目が多すぎて、欲しいっちゃ欲しいけど、たぶんそんなに使わないよな、と思えるものばかりで何を持って選べばいいか分からず立ち止まってしまった。結局そのまま放置して年末、いよいよ間に合わなくなるというタイミングで、エイヤーと 僕が選んだのはやっぱり米だった。確実 [→続きを読む]

おそらく五反田駅前の交番の警察官と、おそらく大崎警察署の警察官が、ほぼ同時に駆けつけてくれて、そこからは酔っぱらいの相手を彼らがしてくれた。今思うと、110 番通報じゃなくて五反田の交番に電話すれば良かった。そしたら遠くの警察署からわざわざご足労かけることなかった。なんだかんだ7-8 人来てくれちゃって少し申し訳なかった。しかも、事情を説明するときに「手から出血してるっぽいです」と僕が行っちゃったから救急車まで駆けつけてくれちゃった。「出血していますが、救急車は必 要ないと思います」って言えばよ [→続きを読む]

意識があるんだかないんだかの酔っぱらいに「あの、その自転車僕のなんですけど、返してもらっていいですか?」と丁寧に呼びかけ、立ち上がらせてあげた。年齢は僕と同じか少し上くらい、 身長 170cm弱・体重 65kg ぐらいかな。だいぶ深酒をしたらしい、コートには上下逆に腕を入れているし(裏表じゃない、上下逆だ。フードが腰のあたりに来ていた。)、フラフラしているし、手から出血までしてやがった。そしてその血が僕の自転車のハンドルやらサドルやらに付いていた。人生柄、そういう出血なんて見慣れたものだが、訳の [→続きを読む]

今年は 1 月 1 日からちょっとしたトラブルに出会った。 年末年始の貴重な長期休暇は、割と意識高く勉強に励んだ。毎日、夕方から割と夜遅くまで、五反田駅近くのジョナサンに籠って一人粛々と頭に知識を詰め込んだ。普段「仕事が忙しい」と自分に言い訳をして、後回しにしまくった結果、予定よりだいぶ遅れている勉強を挽回しなくては・・・の一心で。 そんなある日、まさに 1 月 1 日、正月の夜、23 時くらいにジョナサンを出て、自転車置き場まで歩いた。五反田駅の東口エリア、歓楽街のど真ん中だ。道の脇で転がって [→続きを読む]

これが年内最後の記事になる。個人的に1年で一番忙しい12月を乗り越えて、年末年始休暇の2日目の日曜日。五反田のスターバックスで一人パソコンを叩いている。仕事の合間を縫って、月末に何かしらネタを無理やり引っ張り出して急いで書いているのがこのブログのベースだけど、今は珍しく落ち着いて、少し余裕を持って文章を書いている。何だか久しぶりだ。 余裕があるものの相変わらずネタが思いつかないから、2024年ってどうだったんだっけ?とか考えてみる。ネットで時事を調べてみると、能登の地震から始まったことを思い出す [→続きを読む]