そして、これもまた失礼な言い方になってしまうかもしれないが、MCが思ったよりも面白かった。もちろん音楽は知っているけれど、清水翔太という人がどんな人間か、話を聞くのは今回が初めてだったけれど。全然格好つけず、等身大で色々な話をしてくれた。それがすごく意外で、よかった。むしろこのMCの中で本人もそれらしいことを言っていたけれど、昔はもっと尖っていたに違いない(だってそういう曲が多いし)。きっと色々なことを経験して、丸く・大人になってきたんだろうな、と勝手に想像した。純粋に音楽が好きで、幼い頃からそ [→続きを読む]

8月最後の土曜日、日本武道館での清水翔太のライブに行ってきた。先の記事で書いた通り、前提知識も予習も不十分な、完全にミーハーとしてのライブ参戦。そしてMr.Children以外のアーティストの初ライブ。 席は一番上の階で、運よく前も横も通路に面する角席だった。角席だと、横の人に気を遣って思いっきり肩幅を狭める、言葉通り肩身の狭い思いをしなくてすむからありがたい。前も通路だったから膝をコンパクトに折り曲げておく必要もなかった。そしてもう一つ、僕らの階の観客はほぼ誰も立ち上がらないで、お行儀良く座っ [→続きを読む]

それにしても、もちろん聞いていた話だが、ゴルフはレフティに冷たいというのを、スクール探しから早速身に染みて感じた。ちょっとネットで調べるだけでゴルフスクールなんて腐るほど出てくる。もちろん都心のスクールだから、室内のシミュレーションを使ったスクールになる。そんなスクールが自分の家から徒歩圏内でも2~3件あった。しかし“レフティ対応可”となると、その数は激減する。狭い室内ゴルフだから、左打席を設けるにはかなり採算が悪いのだ。よく分かる。仕方ないから自転車で10分くらいの、“1打席のみレフティ対応可 [→続きを読む]

柔道を引退してからのこの7年間、何回かは「ゴルフ始めようかと思っている」って周りに言ってきたし、僕自身その都度本気でそう思っていたんだけれど、「左利きで・・・」とか「初期投資が重たくて・・・」とか、細々した障壁にぶち当たり、なかなか始めてこなかったゴルフを、この前やっと始めた。 なにをもって“始めた”と言うのかは難しいところだが、クラブ一式手に入れて、ゴルフスクールに入会して、それに週3回くらいはちゃんと通っている僕は、まぁ“始めた”と言って差し支えないはずだ。ちなみにまだコースには出ていない。 [→続きを読む]

行くからにはちゃんと勉強して精一杯楽しまなくちゃと、今週は毎日のトレーニングの時などに、このライブのプレイリスト(便利な世の中になったもので、Spotifyに誰かが作ったプレイリストがあって一瞬でライブ曲をピンポイントで聴ける)を一生懸命聴いて過ごした。20曲のうち、前から知っていた曲は3曲、他の人のカバー曲だから知っているのが1曲、僕の知ってる曲率10%から見た当たり率としては悪くないが、1週間で16曲を勉強するのは無理だ。明日は、大半をなんとなく知ってる風のノリで過ごすことになる見込みだ。 [→続きを読む]

8月最後の土曜日、と言ってももう明日だが、清水翔太のライブに行ってくる。日本武道館で17時から。 ※予め申し上げておくと、僕は清水翔太のガチファンではない。ミーハー中のミーハーだ。なのでガチファンの方からすると若干不愉快な表現があるかもしれない。どうかご容赦ください。 Mr.Children、正確にはそのボーカルの桜井さんが主催するもの以外のライブに行くのは、今回が初めてになる。清水翔太は“普通に”好きだ。高校生のとき、おそらく彼がデビューしたくらいの時、学校で流行っていたし、その後もちょいちょ [→続きを読む]

結局僕らに勝ったチームは決勝でギリギリ負けて、2位だった。どうせなら優勝してくれよ、と思った。負けた僕らに、そんなことを言う権利は絶対にないのだけれど。しかし決勝も接戦だったことを考えると、いろんなことがめちゃくちゃ上手く噛み合っていれば、僕らの優勝だって可能性がなかったわけではない(体力的にかなり可能性は低いけども)。そう考えると、やっぱり勝ちたかったなぁ、あと少しだったなぁと、悔しいような残念なような気持ちが出てきたりもする。勝負の世界において「〇〇だったら」「〇〇しれてば」の“タラレバ”は [→続きを読む]

その後の試合展開としては、中堅が指導2で負け、副将が有効で勝ち、大将を残した4人終了時点で1-1の内容勝ちの状態になった。言い換えると「大将が引き分け以上で僕らのチームの勝ち」ということだ。しかしこちらの大将は引退してから一番時間が立っている最年長、僕の2歳年上。向こうはちゃんとポイントゲッター、さすがにちょっと苦しいか・・・と思いながら試合を見守った。ウチの大将、引退して時間が経っているとはいえ、さすが昔強かった奴で、ちゃんと組み手を捌いて、小さい足技中心だけどちゃんと技も出ていて、「あーこれ [→続きを読む]

畳に上がって、先鋒の奴とすれ違って、礼をして試合場に入る。審判が「はじめっ」って言う。ファーストコンタクト。この実際に相手と触れ合う直前、頭に浮かんだのは「自分、本当に試合出ちゃってるよ」という感覚。数ヶ月前に出場が決まって、必要最低限の手順を踏んでここまできた。圧倒的準備不足で、変な話だがこの瞬間まで「戦う」ことの実感がなかったのかもしれない。 そんなことを思うのも一瞬、昔身体に染み込ませた組手の手順を踏んでカタチを作る。左組み同士の相四つだから、まずは右手で相手の肩を突いて、左手も使って引き [→続きを読む]

全体での礼が済むと、両チーム先鋒だけ残して畳を降りる。前日の夜の作戦会議で「(気合いを入れるために)試合前、背中叩いてください」と先鋒の奴に頼まれていたから、試合場の外でビシッとしてやった。 次鋒の僕は次が出番だから、そのままベンチには座らず、先鋒の試合を見守りながら畳横で足をブラブラさせておく。そう、柔道家って、試合前、足をブラブラしている生き物なのだ。いちおう左右の足払いの動き。「なんで?」と聞かれたら、おそらく「身体が固まらないように」だが、もはや全柔道家に共通する”クセ”と言った方が近い [→続きを読む]